【証券哀歌☆ミルクボーイズ 第6話 陽はまたのぼりくりかえす】
ただ吸い込む空気さえも むしばまれそうな時代で。
何度断られたろう
何度罵声を浴びただろう
何度名刺を目の前で捨てられただろう
それでも陽はまたのぼりくりかえす
2007年はまだまだ今よりコンプラの意識が低く、
飛び込み営業も割と自由だった。
1年目の僕らの仕事は主に2つ。
飛び込み営業で名刺をもらうこと。
そして、国債のパンフレットを配りまくること。
今思えば阿保らしいことだが、当時の僕らにとってはそれはまさに天から与えられし”使命”
炎天下35度の中、センチメンタルバスよろしく
汗だくになりながら、男も女も必死に名刺を集めまくった。
野球部で鍛えられ、体力に自信があったがそれでもこれは地獄だった。
投資とは程遠い汗臭い体育会系千本ノック。
「俺らの頃はこんなもんじゃなかった」
と上司は発破をかけるが、完全に逆効果。
ただ今、素直に思うことは
そんな何の役にも立たないと思っていた日々が「確実に今に続いている」ということ。
ある同期は東大卒だったが、2か月でさっさとやめて公認会計士になった。
ある同期はもうすぐ女性支店長になろうとしている。
そして僕は。。。。。
陽はまたのぼり繰り返していく
僕らの上を通りすぎてく
生き急ぐとしてもかまわない
理由がいる人は残ればいい
☆この話は実話に基づくフィクションです。
《過去の回はこちら》
第1話→
https://postprime.com/oT4vjeHVkTvoi/posts/531062
第2話→
https://postprime.com/oT4vjeHVkTvoi/posts/536123
第3話→
https://postprime.com/oT4vjeHVkTvoi/posts/550097
第4話→
https://postprime.com/oT4vjeHVkTvoi/posts/567832
第5話→
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