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ミルク
カナダ在住
【証券哀歌☆ミルクボーイズ 第4話 夜明けのスキャット】 「時計はとまるの」 音のない時間が過ぎていく。。。 みんな慌ただしくお客さんに電話しているが、不思議と音という音を感じない。 まるで映画のワンシーンのように、 音のない喧噪が過ぎていく。。 リーマンショックが起こった時の営業場の様子はまさにそんな感じ。 若手だった僕は当然何もできず、 真っ赤に染まって見たことのない動きをしているチャートをただただ眺めていた。 何が起こっているのか、高名なアナリストや国際政治学者、経済学者たちも 全く把握できていなかったので、 不思議なほどクレームらしいクレームはなかった。 「あなたに文句言っても仕方ない」 そんな感じだった。 (うちもどっかと引っ付くか、買収されるか。。) ある程度株価が底をついた時、(その時は底だとは思っていない) 上司達がそう囁き出した。 そしてある時からは、 「転職のための準備をしておいた方がいい」と、公然と言い始めた。 『絶望』という言葉があれほど似合う期間はなかったと思う。 バブル崩壊から少し立ち直り、新興国ブームにも乗ってまさにこれからという時、 誰もが予想だにしていなかった悪夢がやってきたのだ。 そう、浮足立っていた雰囲気は一掃され、 日本株の時計は「再び」止まり、 長い長い、いつ明けるとも知れない夜が始まったのだ。 ☆この話は実話に基づくフィクションです。 《過去の回はこちら》 第1話→https://postprime.com/oT4vjeHVkTvoi/posts/531062 第2話→https://postprime.com/oT4vjeHVkTvoi/posts/536123 第3話→https://postprime.com/oT4vjeHVkTvoi/posts/550097 Twitterはこちら → https://twitter.com/whipped_creamU #海外移住 #カナダ #北米 #英語 #海外 #由紀さおり #イエモン *この投稿は売買を推奨するものではありません。 *投資は自己責任でお願い致します。
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