■簿記3級対策2-3(簡単なP/L, B/Sの作り方) ※22/4/4更新
今回は、前回のまでの取引を使って、簡単な損益計算書と貸借対照表を作ってみます。
前回までの仕入れと売り上げの取引内容は以下のものとなっています。
〇商品を仕入れた時の仕訳(三分法)
取引内容:高橋㈱は仕入れ先のダン㈱から商品を仕入れ、
代金は現金で支払いをした
借方 貸方
(仕 入) 100 (現 金) 100
〇商品を売り上げた時の仕訳(三分法)
取引内容:高橋㈱は100円で仕入れた商品をなっとう㈱に150円で販売し、
代金は現金で受け取った。
借方 貸方
(現 金) 150 (売 上) 150
この2つの取引をまとめ(決算)て試算表というものをつくります。
各勘定科目ごとにまとめて表を作る作業をします。
借方と貸方の両方あるものについては、多い方から少ない方を引くことでまとめます。
そうすると下のような表になります。
借方 貸方
現 金 50(150-100)
売 上 150
仕 入 100
まずは、損益計算書(P/L)を作ってみます。
P/Lは上の表から収益と費用の勘定科目を取り出します。
損益計算書
借方 貸方
売 上 150
仕 入 100
取り出すと、借方と貸方が合わなくなってしまいます。
合わなくなった分を「当期純利益」または「当期純損失」として計算します。
今回は、借方側が少ないため、「当期純利益」として50を書き加えます。
また、一番下に借方と貸方の合計金額をそれぞれ書き加えます。
損益計算書
借方 貸方
売 上 150
仕 入 100
当期純利益 50
150 150
続いて貸借対照表(B/S)を作ってみます。
B/Sは上の表から資産、負債、資本の勘定科目を取り出します。
そのあと、先ほど作成したP/Lから「当期純利益」または「当期純損失」を
「繰越利益剰余金」という勘定科目に加算します。
この時、注意するのが「当期純利益」なら貸方、「当期純損失」なら借方に加算します。
また、一番下に借方と貸方の合計金額をそれぞれ書き加えます。
借方 貸方
現 金 50
繰越利益剰余金 50
50 50
このように損益計算書と貸借対照表は作られます。
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■簿記3級対策2-4(掛けで仕入れたときの取引)
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■簿記3級対策2-2(商品を売り上げた時の仕訳)
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