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JUNYA
国内証券→外資系証券→マーケットについて色々
⭐︎バリュー株投資の注意点 1. 現在のマーケット環境下において、主に下記3点によりバリュー株投資が注目されています。 ①年初からのグロース株の下落 ②リセッション入りの可能性の高まり ③高配当銘柄が多い 2. しかしバリュー株投資には”罠 “があります。所謂、バリュー・トラップです。 割安な株を買ったけど株価が上がらない。そんな投資対象のことをバリュー・トラップと言います。 3. バリュー・トラップには下記2点のどちらか or その両方がきっかけで陥ります。 ①投資家側での単純な勘違い ②投資対象またはマーケットの変質 4. ①投資家の勘違い: どんどん上昇していた株がかなり下押ししたので、割安だ!と判断して買う等。とても多いケースだと思います。 5. 割安な水準まで下がった株価に問題があるのではなく、実力以上に買われたその過去の評価自体が誤っていた訳です。そういった銘柄はいつまで経っても過去につけた高値には戻らない可能性が高いです。昨年のSPAC(特別買収目的会社)銘柄やダイレクトリスティングで上場した銘柄が良い例です。 6. ②投資対象またはマーケットの変質: 新興企業が高い成長率で売上高を伸ばしていたのが、徐々に鈍化していくケースなどが当てはまります。まだ利益を出してない(or 少ない)企業は、売上高を伸ばし続けなればなりません。それができなければ、Querter毎の決算でドカン、ドカンと下がり続けます(一晩で▲20%以上下落したグロース株を年初から何度も見てきたPost Primeユーザーの皆さまには想像に難くないはずです)。 7. この場合、よくマーケット関係者は「株式市場での評価が剥落した」等と言います。売上高成長率が落ち始めている企業で、インフルエンサー達が「お買い得!」と言ってる銘柄には気をつける必要があります。 8. ここからは私見および自身の相場観中心の話になりますが、私は高配当銘柄は持っていません。それはAcculatiom期に配当は不要と考えているからです。しかし逆説的に聞こえてしまいますが、「自分の考えはAだからBはしない(or Bしかしない)」という考え方は危険だと考えています。 9. 投資において最も”信用できない”存在は、自分自身であると思っています。いくらマーケット情報を収集し続けて、夜中にも起きてマーケットを確認してしまう癖がついても、その”自分自身”の相場観は絶対的なものでしょうか。投資しないことのリスク(機会損失)も勿論ありますが、資産運用に関しては自らを信用しすぎていないか?と自問自答する時間も必要だと思います。上記の「高配当株は持っていません」の例でも、仮に保有していれば年初からの下落にも対応できていた可能性があります("健全な"高配当株、 “健全な"高配当ETFはディフェンシブ性が高いことが多いからです)。 10. “Even the intelligent investor is likely to need considerable willpower to keep from following the crowd.” by Benjamin Graham* “賢明な投資家でさえ、群衆に従わないようにするためには相当な自制心を必要とする可能性が高い。” * Benjamin Graham: アメリカ合衆国の経済学者。今日でもよく「バリュー投資の父」「ウォール・ストリートの最長老」と呼ばれるプロの投資家でした。Warren Buffettの育てとしても有名であり、コロンビア大学で彼から唯一A+を貰ったのがBuffettだと言われています。 <Benjamin Graham> https://en.m.wikipedia.org/wiki/Benjamin_Graham
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