⭐️アメリカ人の金融リテラシーについて
1. 「日本人は他の先進国に比べ金融リテラシーが低い」と言われます。では、相対的に見てアメリカ人はなぜ金融リテラシーが高いと言えるのでしょうか?単純に株式市場が上昇を続けているからだけでしょうか?
2. 私は、アメリカでよく見る「レモネード売り」を子どもにさせる親と、それを買う人と社会の心理(真理)にあると考えます。
3. ここからは個人の経験やリンク先の書籍、『レモンをお金にかえる法』にて言及されていた表現を参考にしています。
4. そもそもアメリカという国は、およそ230年前に言語、文化、人種が異なる人々が寄り集まって出来上がった国です。言い換えれば、アメリカには古来培われてきた伝統やしきたりが存在しないと考えられます。
5. それ故、建国にあたって皆が納得するような、わかりやすい社会的ルールを作る必要があったのではないでしょうか。そうした社会文法は、合理的かつ公正でなければなりません。
6. 家計や企業が「合理的」に行動することが、経済学の大前提です。実際、アメリカ人の行動様式を見ると、彼らはまさしく経済学が想定する「経済人(ホモ・エコノミクス)」そのものに見えます。
7. アメリカは外国人にとって、最も住み良い国だと個人的には思います。なぜならアメリカの社会文法は、誰にとっても理解しやすいからです。なぜ理解しやすいのかというと、それが経済的な合理性によって貫かれているからです。
8. アメリカの大学生は、日本と違い選好分野を決めずに入学すると聞きました。そして主専攻、副専攻を自在に選択して、うまくいかなければ途中で専攻を自由に変えることができます。ですから、アメリカの大学生は、4年間かけてじっくりと自分の適性を探り当てたうえで、プロフェッショナルスクール(法学、医学、工学、経営学などの専門職大学院)、または学術・科学の大学院(歴史学、経済学、物理学、生物学など)に進学します。
9. そんな大学生のほとんどが、その後の進路にかかわらず、低学年の時に経済学の初級コースを選択するようです。なぜそうなのかというと、アメリカ社会をつつがなく生きていくためには、アメリカ社会文法ともいうべき経済学のABCの知識が必要不可欠なことを、誰もが心得ているからなのです。同じように、アメリカでは経済の「仕組み」とそのメカニズムを子どもだちにキチンと教えること、そして日常的に出くわすさまざまな問題を経済学的に考えさせる訓練をこどもたちに施すことが必須だと考えられているのです。
10. 「レモネード売り」には、経済学の多くが盛り込まれています。それを学ばせようとする親と、それに愚直に向き合う子ども、それらを好意的に見る買う人と社会、それこそが日本とアメリカの金融リテラシーの差が表れているのではないでしょうか。
<『レモンをお金にかえる法』>
https://bookmeter.com/books/460798
コミカルな絵とストーリーを楽しんでいるうちに、アッというまに生きた経済の仕組みがわかってしまう、大人も子供も一緒に楽しめる、すばらしい魔法の絵本!
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