ブラジル産クラフトジン、日本に本格初上陸。
「スーパーマーケット・トレードショー2022」で披露
クラフトジンがブラジルで次々と誕生して注目を集めはじめたのは、およそ5年前のこと。以来、国内でさまざまなブランドが生まれているが、ブラジル初のクラフトジンで、国内のブームの先駆者「Amazzoni アマゾーニ」が、遂に日本に上陸。2月16日(水)~18日(金)に幕張メッセで開催される「スーパーマーケット・トレードショー2022」で披露される。
アマゾンの植物オオオニバスの種子をはじめ、ブラジル産の11種のボタニカルが使われている「アマゾーニ」。
2017年にリオデジャネイロで発売されるや、2018年にはロンドンで開催された「ワールド・ジン・アワード」では「ベスト・ワールド・クラフト・プロデューサー」賞を受賞したという。
現地メディア「カーザ・ヴォーグ」が「アマゾーニ」についてレポートしている。
「アマゾーニ」を世に送り出したのは、建築家のアルトゥーロ・イゾーラ、現代美術作家のアレシャンドリ・マザ、ミクソロジストのタット・ジオヴァノーニの3人組。
「アルトゥーロと私はジンが大好きだったので、家でさまざまなジンを味わい同好の士となりました。ある日、私はオリジナル・ジンを作ろうと思い、ジンについて探求をはじめました。そして、家庭用蒸留器と、インフュージョンを試すためのいくつかの植物を購入しました」(アレシャンドリ・マッツァ)
そして、この計画にもう一人、カギを握る最後の人物タット・ジオヴァノーニが加わった。
タットはアルゼンチンで、オリジナルのクラフトジン「プリンシペ・デ・ロス・アポストレス」(マテ茶、グレープフルーツ、ミント、ユーカリをインフュージョンに使用)をつくった経験者だった。
現在、このジンはリオデジャネイロ市郊外にある、歴史のあるサトウキビ農園にて製造されている。
「アマゾーニ」のベースは、穀物由来のアルコール。インフュージョンに使われているのは、基本アイテムのジュニパーベリーと、定番アイテムのシチリアレモンの皮、コリアンダー・シードと、ブラジル由来のボタニカル類。
「伝統的に使われるキュウリの代わりに、ブラジル北東部で親しまれているトゲトゲキュウリ(マシーシ)を使いました。カカオ、ブラジルナッツの油分はジンを飲みやすくします」(アルトゥーロ・イゾーラ)
その他のブラジル産のボタニカルでは、ピメンタホーザ(ピンクペッパー)、シポー・クラーヴォ(つるのように育つクローブ)、ゲッケイジュ、ブラジルミカン(ミシリッカ)の皮、オオオニバスの種子が使われている。
シポー・クラーヴォのつるの樹皮は、リオ郊外のイビチポッカなどでは伝統的にカシャッサに浸けてインフュージョンで使われているボタニカルだ。
また、このクラフトジンの製法には、クラフトカシャッサの製法が取り入れられ、蒸留が始まってから最初の初溜液と最後に出てくる後溜液を除いた、コラサォンと呼ばれる飲用に適した部分だけが使われている。ただし「アマゾーニ」では、初溜液と後溜液は一般的な量の約4倍が排除され、よりピュアなコラサォンだけで作られているという。
ボトルはリサイクルガラスから造ったオリジナル。ラベルも彼ら自身の手でデザインされている。
2022年現在、「アマゾーニ」はプレーンタイプ(アルコール度42%)に加え、「リオネグロ」、「マニウアーラ」の計3種のフレイバーがラインナップされている。
プレーンタイプより蒸留時間を1時間半プラスした「アマゾーニ リオネグロ」(アルコール度52%)は、5尾の量のジェニパーベリー、シチリアレモンの皮、コリアンダー・シード、ゲッケイジュ、ブラジルミカン(ミシリッカ)の皮と、ブラジルナッツ、カカオ、サンショウモドキが使われている。
「アマゾーニ マニウアーラ」(アルコール度38%)は、プレーンタイプよりボタニカルを2種類(オオオニバスの花、レモングラス)を追加している。
3種類の「アマゾーニ」は、幕張メッセで開催される「スーパーマーケット・トレードショー2022」(
http://www.smts.jp/jp/index.html)の7ホール、ブラジルパヴィリオン内「カシャッサ・カウンシル・ジャパン」が紹介する。※来場をご希望の飲食関係者さま、流通関係者さまはメッセージでお知らせください!
(文/カシャッサ麻生、記事提供/Mega Brasil、写真/divulgação)
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