個人の雑記③ AiTM攻撃(Adversary-in-The-Middle)
AiTM攻撃(Adversary-in-The-Middle)は、
従来の中間者攻撃(MITM)の高度な形式で、
認証情報やセッションCookieを標的にした
フィッシング攻撃です。
攻撃者はユーザーと正規サイト間の通信を傍受し、認証済みのセッションを乗っ取ることが目的です。
主な手順
1. フィッシングサイト作成: 正規サイトに酷似した偽装サイトを用意。
2. ユーザー誘導: メールやSMSでユーザーを偽装サイトへ誘導。
3. 認証情報窃取: ID・パスワードを入力させ、正規サイトに転送。
4. セッションCookieの詐取: 多要素認証後のCookieを盗み、正規ユーザーとしてログイン.
特徴
• 多要素認証(MFA)を突破可能。
• セッションCookieを利用してログイン後のページにアクセス.
対策
• FIDO v2.0認証や物理セキュリティキーの導入。
• 条件付きアクセスポリシー設定(IPアドレスやデバイス制限)。
• フィッシングメール対策ソフトの利用.
「攻撃者はユーザーと正規サイト間の通信を傍受し、認証済みのセッションを乗っ取ることが目的です」
という所を気にしてください
これを見て、自分はVPN利用してるから、
「傍受されない」と言う人がいるのです
勘違いしないでくださいね
VPN(Virtual Private Network)とは、インターネット上に仮想的な専用回線を作成して、安全に通信を行う技術
のことで、経路が分かれば内容は傍受できます
流れてるパケット(データはネット内でパケットに分割されて、やりとりされてます)の解析ツールなど、
いくらでもフリーから有償までありますから
ある程度の知識があればすぐです
このツール類は本来ネットワークの解析業務に使うためのもので正規のものですから、別に不正のために開発されたものでないのです
ということで対策にあるような、アクセス端末を物理的に制限する方法が有効です
SBI証券はFIDOでアクセスするように私はしました
ログインのたびにFIDO認証で面倒ですが仕方ないかと
#セキュリティ