loading-anim-4
PostPrime Logo
個人の雑記  VPNは100%安全か?

最近「私はVPNを使ってるから、セキュリティは完璧」と聞くことがある
けん爺
05月31日
badge
follow
個人の雑記 VPNは100%安全か? 最近「私はVPNを使ってるから、セキュリティは完璧」と聞くことがある こういう意見を聞くと私は「あなたの使ってるVPNは何ですか、それの保証は誰がしてますか、無料VPNを使ってるならバックドアの可能性は無いのか」 と問いたいのだけど なぜかと言うと最近VPNがバックドア化(不正に侵入する入口、裏口)しているからです 5月16日に発表された「2025年版 Zscaler ThreatLabz VPNリスク レポート」で * 92%の組織がVPNの脆弱性に起因するランサムウェア攻撃を懸念 * 93%の組織が外部からのVPN接続がバックドアとして悪用されることを懸念 とされてます 以下は私がGeminiに 「VPNは安全か?」と質問した回答の抜粋です VPN(Virtual Private Network)は、インターネット上を仮想的な専用回線のように利用することで、「VPNは常に安全」というわけではありません VPNが提供する安全性 VPNは主に以下の方法で通信の安全性を高めます * 通信の暗号化: 特に、公共のWi-Fiなどセキュリティが脆弱なネットワークを利用する際に、情報の盗聴リスクを抑えます * IPアドレスの隠蔽: VPNサーバーを経由してオンラインでの匿名性が向上し、追跡されにくくなります。 * 認証: 接続元とVPNサーバーの間で認証が行われ、許可されたユーザーのみが接続できます。 VPNの限界とセキュリティリスク * マルウェアやフィッシング詐欺からの保護は限定的: * VPNは通信を暗号化しますが、デバイス自体に侵入するマルウェア(ウイルス、ランサムウェアなど)を検知・除去する機能はありません。 * フィッシング詐欺のように、人間を騙して情報を引き出す手口に対しては、VPNは直接的な防御になりません。 * VPNプロバイダーの信頼性: * 無料のVPNサービスの中には、ユーザーの通信ログを記録・販売したり、広告を表示したりするものがあります。これではプライバシー保護の目的が損なわれる可能性があります。 * 信頼できないVPNプロバイダーを利用すると、かえって情報漏洩のリスクを高めることになります。 * 「ノーログポリシー(通信ログを記録しない)」を公言している信頼できる有料VPNサービスを選ぶことが重要です。 * VPNの脆弱性: * VPNソフトウェアや機器自体に脆弱性が存在する場合があります。過去には、VPN機器の脆弱性を突かれて企業ネットワークへの不正侵入を許した事例も報告されています。 * 設定ミス: * VPNの設定が不適切だと、IPアドレスが漏洩したり、通信が暗号化されない部分が生じたりする「DNSリーク」や「IPアドレスリーク」が発生する可能性があります。 * デフォルトパスワードを使い続けたり、不要なポートを開放したりすることもリスクを高めます。 * 通信品質と速度: * VPNは通信を暗号化するため、通信速度が低下する場合があります。特に無料VPNでは速度が不安定になりがちです。 * インターネットVPNは、閉域網を利用するIP-VPNや広域イーサネットと比較して、通信品質が不安定になりがちです 安全なVPN利用のためのポイント VPNを安全に利用するためには、以下の点に注意しましょう。 * 信頼できる有料VPNサービスを選ぶ: サービス提供元が明確で、セキュリティ対策がしっかりしている実績のあるサービスを選びましょう * VPNの機能と制限を理解する: VPNが何を守り、何を保護しないのかを理解することが重要 * 無料VPNの利用は慎重に: 無料VPNは手軽ですが、セキュリティやプライバシーのリスクが高い傾向があります。利用する場合は、そのリスクを理解した上で慎重に判断しましょう。 結論として、VPNはオンラインでのセキュリティとプライバシーを強化する強力なツールですが、万能ではありません。その限界を理解し、適切なサービスを選び、他のセキュリティ対策と組み合わせることで、より安全なオンライン環境を構築することができます。 #VPN
heart
いいね
26
comment
コメント
2
share
シェア
0
view-black
60