個人の雑記 IT PCが売れなくなった深刻な理由
世界の PC 出荷台数が急速に減少している。これは、新型コロナウイルスのパンデミックでテレワークの普及がもたらした PC 販売の活性化に、終 止符が打たれたことを示していると、調査会社 IDC は捉えている。PC 市場落ち込みの理由は、 実は単純ではない。
■だからPCは売れない
2022 年 7 月に IDC が発表した調査報告によると、2022 年第 2 四半期(4 月~ 6 月)の PC (デスクトップ、ノート PC、ワークステーション)の出荷台数は 7130 万台となり、前年同期の8420 万台から 15.3%減となった。部品供給不足と「“ コロナ特需 ” の終わり」(同社アナリスト、 ジテシュ・ウブラニ氏)が響いた。
ウブラニ氏は「景気後退を懸念して、企業も一般消費者も出費を抑えている」と、PC 需要の減少 の背景を分析している。
調査会社 Gartner のアナリスト北川 美佳子氏は、景気後退への懸念に加え、PC 需要が飽和 状態にあることも出荷台数減少の一因だと指摘する。北川 氏は、次に買い替えが始まるのは 2024 年だと見込む。
MacでもChromebookでもなく“あのデバイス”が不況でも売れる
IDC によれば、 Apple の「Mac」や Google 製 OS 搭載の「Chromebook」といったデバイスではなく、OS に「Windows」を採用している低・中価格帯 PC の需要が堅調だ。
IDC によると、2022 年第 2 四半期の PC 出荷台数シェア上位 3 社の顔触れは前年同期と変わ らない。1 位は Lenovo で 24.6%(前年同期は 23.7%)、2 位は HP で 18.9%(同 22.1%)、3 位は Dell Technologies で 18.5%(同 16.6%)。4 位には Acer(グループ企業含む)が入り、 6.9%を獲得した。中国の生産拠点への依存度が高い Apple は部品供給不足の影響を受けて 4 位 から 5 位に落ち、シェア 6.7%で ASUSTeK Computer(6.6%)と統計上同順位になった。
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