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日曜日に、今年の宅建試験が終わりました。
受験された皆さん、お疲れさまでした。
住宅新報によると、今年の合格ラインは34点前後とのことです。
個数問題や組み合わせ問題が多く、丸暗記だけでは点が伸びない試験になってきたようですね。
ここ数年の合格率は17〜19%台。
200〜300時間は勉強しないと受からない、と言われる難関資格です。
誰でも受けられる国家資格なので、受ける理由は人それぞれです。
就職に有利にしたい、キャリアアップしたい。
そして、不動産投資をしたいから宅建を取る、という人も少なくありません。
でも、宅建を取れば不動産投資で成功することはできるのでしょうか?
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宅建を取っても、物件の仕入れ方は分かりません
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先に言っておくと、宅建は立派な資格です。
ただ、不動産投資に役立つかというと、話は少し違ってきます。
宅建で学ぶのは、不動産取引に関する法律です。
いい物件をどうやって仕入れるのか、有利な融資をどう引くのか、家賃の滞納にどう対応するのか。
こうした大家の実務は、試験には出てきません。
しかも宅建士にしかできない仕事は、重要事項の説明、重要事項説明書への記名、契約書(37条書面)への記名の3つだけ。
要は、不動産会社で「働くための資格」なんですよね。
なので、国家資格を取って「不動産投資に生かしたい」というなら、僕はむしろFPのほうが役立つ場面が多いと思っています。
お金の計画、税金、保険、相続といった、大家が毎日向き合う話を体系的に学べるからです。
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不動産実務検定は、大家が事業をやるための知識です
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これに対して不動産実務検定は、不動産投資を事業として行なうための実務ノウハウを学ぶ資格です。
僕が代表理事を務めるJ-RECの検定なので、そこは割り引いて聞いてもらって構いませんが、中身はこうです。
物件の探し方、買い方、運営の仕方、トラブルへの対応、そして税務まで。
いわば経営者のための体系的な知識です。
宅建のように年1回の試験ではなく、全国の支部で受講できる他、CBT試験なのでいつでも都合のいい時に受験することができます。
しかも、講師のほとんどが不動産投資の経験者なので、実務的な質問や投資に関する悩みを相談できるというメリットもあります。
誤解を恐れずに言えば、宅建をとってもいい物件は買えませんし、不動産投資でお金持ちになることはできません。
なぜなら宅建は、法律をいかに知っているかを問われる資格だからです。
なので、不動産投資家を目指すなら、まず学ぶべきは不動産実務検定だと思います。
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それでも、最終的には両方持っておいたほうがいい
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とは言え、将来的には「どっちも必要」でしょう。
なぜなら、投資の規模を広げていくと、物件を売って買い替える戦略を取る場面が必ず出てくるからです。
物件の売買を事業として繰り返すとなると、宅建業の免許が必要になります。
宅建業の免許を取るには、事務所に従業員5人に1人以上の割合で、専任の宅建士を置かなくてはなりません。
つまり、専任の宅建士がいなければ、売買を事業として続けることはできません。
もちろん、自ら宅建士をとらなくても、宅建士を持っている従業員を雇えば、宅建業の免許はとれます。
しかし、不動産業の経営者は自分で担う必要があります。
そのために、不動産の実務を体系的に学んでおくことが欠かせないわけです。
まとめると、実務検定が「大家の経営」を学ぶ資格、宅建が「取引のルール」を学ぶ資格です。
順番としては、まず実務検定で事業の全体像をつかむ。
そのうえで、売買を事業にしたくなった段階で宅建に挑戦する。
僕はこの順番がいちばん無駄なく不動産投資の成功に近づく最短距離だと思います。
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