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ウラケン不動産
YouTuber, 作家, 不動産投資家, 実業家
【千代田区の孤独死保険「無償提供」に感じる違和感】
▼この内容を音声で楽しみたい方はこちら https://voicy.jp/channel/1538/7769762 こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。 今日は、「千代田区の孤独死保険の無料提供」についてお話ししていきます。 最近、自治体が孤独死保険の保険料を負担する動きが増えてきています。 千代田区もその一つで、家主向けに“無料で”保険を提供しています。 https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/sumai/yanushisupport.html 目的はシンプルですね。 高齢者の入居を増やしたい。大家が断らないようにしたい。 これは、一見すごくいい取り組みに見えます。 しかし、現場の大家目線で見ると「ちょっと待てよ」となるわけです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 一見いい取り組みに思えるが、補償が少なすぎる ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ まずこの制度、あまり使われていないんですよ。 スタートから1年弱で、利用件数はたったの10件。 少なすぎますよね。 なぜなのか? 理由はシンプルで、補償が弱いからです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自治体が提供する孤独死保険の補償内容は? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 例えば、家賃の補償でいえば、 ・家賃の50%まで ・上限は月10万円 ・最初の1ヶ月は免責 となっています。 この条件は、都心の大家からするとかなり厳しいです。 家賃20万円の部屋でも補償は最大10万円。 しかも最初の1ヶ月は出ない。 普通に赤字です。 さらに原状回復は上限100万円。 これも、現場感覚だと全然足りないケースがあります。 実は僕の物件でも過去に孤独死がありました。 かなり重いケースでしたが、原状回復で約300万円かかりました。 さらに空室も長引くので、家賃損失が数ヶ月分です。 なので、正直このレベルの補償だと「安心して高齢者受け入れよう」とはならないんですよね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 民間の保険の方が圧倒的にいい ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ で、ここが一番大事なんですが、そもそも孤独死保険というのはめちゃくちゃ安いんですよ。 年間だいたい3000円くらいのものです。 しかも民間の保険の方が圧倒的に補償内容がいい。 ・家賃はほぼ満額カバー ・原状回復ももっと高額まで対応 ・対応も手厚い これを考えると、「わざわざ制限付きの自治体保険を使う意味ある?」という話なんですよ。 しかも自治体の制度って、 ・登録が必要だったり ・条件があったり ・手続きが増えたり 地味に面倒なんですよね。 だったら、入居者に数千円負担してもらって、民間のちゃんとした保険入った方がよくない?となるのが普通です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大家が本当に求めているのは無料保険ではない ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ さらに言うと、大家が本当に怖いのは保険じゃないんですよ。 孤独死そのものです。 これが一番のリスク。 保険はあくまで事後処理。 大家としては、そもそも起きてほしくないわけです。 むしろ自治体には、孤独死が起きないように、予防の方をサポートしてもらいたいわけです。 例えば、 ・手厚い見守りサービスの提供 ・トイレにセンサーを置く費用の助成 ・定期的な安否確認 ・デイサービスの利用状況のモニタリング こういう“仕組み”の方がはるかに重要です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本当に必要なのは孤独死を未然に防ぐ仕組み ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回の千代田区の取り組みも、もちろん悪いことではありません。 ただ、 ・補償が弱い ・現場ニーズとズレている ・本質的な課題に届いてない この3つが揃ってしまっている。 だから結果として「使われない制度」になっているんですね。 今後、日本は確実に高齢化が進みます。 高齢者の入居問題は、これからもっと深刻になる。 だからこそ必要なのは、“やってます感”の制度でなく、本当に現場で使える仕組みです。 そして、孤独死を未然に防ぐ仕組みです。 ▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら https://www.urataken.com/salon.html ▼LINE登録すると最新情報をいち早くゲットできます https://line.me/R/ti/p/@890pjhmk
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