林 則行さんファンクラブより林先生の意見です。
私が少し加筆、改変しています。
第四十八回「2022年の相場予想〜「金は本当に暴騰するのか」に答える〜」
2021年1月21日
金価格の予測
NY株式が暴落すれば、金価格は当面は軟調に動くと考える。
ただし、それは最初のうちだけだ。暴落が深まれば金融市場には不安が増し、安定資産への渇望が始まって、金価格は暴騰を迎えるだろう。
今年は、金買い増しのチャンスが訪れる。出来るだけ沢山のGOLDを買う事だ。
予測の3つのポイント
1.金は生産量の増加に逆比例した動きをする
金価格の動きに最も影響を与えるのは生産量の増減だ。生産量が増加すると、金価格は軟調になる。生産量が減少すると金価格は上昇する。現時点では金は生産増が続いている。
が、昨日の林先生の記事
🟥第四十九回「金価格は底入れから上昇へ」🟥
2021年1月29日
2021年第4四半期の金の生産量 1.1%減
1月28日に発表された統計によると、金の生産量(第4四半期)が1.1%減になりました
第3四半期の増加量が4.4% から1.3%に引き下げられ、減産の傾向が明らかになっていす。この結果からすると、金価格は底入れし、やがて上昇に転じると思われます。
金価格は生産量と逆相関があります。生産量が増えると価格がさがり、生産量が下がると価格が上がるという構造です。野菜などの生鮮品と同じです。
2.株価と金価格の相関は一定ではない
NY株が暴落に転じた時点で、金価格の動きには2つの可能性がある。
①強気シナリオ:不安定な時代に頼れる資産は金しかない。金価格の独歩高が始まる
②弱気シナリオ:景気のピークアウトにより、金の需要先である宝飾マーケットが縮小する。それを嫌気して金価格は株価と同じように下げる。
反面、中央銀行はGOLDの買い増しを行っています。
(日本は、していない)
景気と金価格の過去の相関をみると、リーマンショックの際は、②のもと、金価格は下げた。その後高騰しました。
ITバブル崩壊期には金価格は景気とは全く異なった動きをした。
🟥3.今年の展開🟥
上記を総合して考えると、金価格は株価暴落と共に軟調になる可能性が高い。
ただし、それは当初に過ぎない。
その後、金融市場の不安定さを心配する投資家が金投資へと向かうだろう。金価格の高騰は株価暴落に遅れて始まることになるだろう。
積立には、最高と言えるだろう。
後押しは、マネタリーベースに金価格は、遅れて、比例して上がる事実がある。
GOLDは、一番信用出来る資産である。
安く時期に購入を淡々とする事が、肝要。
また、目先の動きには、惑わされずに、とにかく沢山の量を買い増すことです。
日本人は、安くなると、怖くなり、売り。
また、高くなっても売る傾向があります。
とにかく、売らずに、堅持しること一番大切。
GOLDそのものが価値が有り、
他のいくらでも増刷出来る信用通貨とは、わけが違います。
GOLD価格は、基本的にドルベース。日本人にとっては、
ダブルメリットの可能性が有ります。
金価格そのものが上がるか、または、円安になれば、金価格は、変わらずの場合も日本人にとっては、上がっている事になります。