【3.11】「花は咲く」の歌詞の構造的な面白さを読み解く。
3.11の「花は咲くプロジェクト」。
YouTubeを覗くと、割と賑やかで、私の眼にも触れました。
普段はこういうものから距離を置く私ですが、少し構造的な解説を。
この歌の面白さは、
・『時間をフラフラ「彷徨っている(※不安)」何か』と、
・『ここで花は咲くという「固定化された(※安心感)」現象』の
対比にあるのだと思います。
…死んでいった人たちが、
思い描く未来に囚われる様子に、
あるいはなつかしさにそれぞれ彷徨い―でも、花は咲き。
視線を移して、目を未来に向け、
やがてやってくるであろう新しい命がこの地に訪れたとしても、花は咲き。
「花は、花は、花は」
と繰り返される花。
それは一輪の花ではございません。
しかしそれは、目の前に広がる空間的なものだけではなく、「過去もそうだったし、未来もそうだろう」という時間的なもので、複数輪というよりは、概念的なものを指している模様。
彷徨う時間(不安)と、変わらぬ現象(安心感)が、この歌詞を面白くしているのだと思い、独り腑に落ちておりますが…
…いや、ホントかどうかは知らないよ?
いずれにせよ、「嘆きにも感謝にも花を捧げる」という人間の性は、とても好きです。
#震災
#歌
#花は咲く
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[ストリートピアノ] 震災から12年。花は咲く 2023 [あの日を忘れない。]
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