「なんかいつも、無意識に同じような商品ばかり選んでしまう」そんな経験はありませんか?
実はそれ、あなたの意思ではなく「人間の本能」がそうさせているのかもしれません。
・結論:一番選ばれるのは「右から2番目」
目の前に4枚のカードが並んでいると想像してください。
「自由に1枚選んでね」と言われたら、あなたはどれを選びますか?
普通に考えたら、選ばれる確率は4分の1(25%)です。
もちろん人間が選ぶので完璧なランダムにはなりませんが、イギリスのゴールドスミス大学が行った実験により予想以上の偏りが存在することが判明しました。
60人の大学生のうち約66%の人が「右から2番目」のカードを選びました!
「自由に選んでいいよ」と言われているのに、3人に2人が同じカードを選んでいたのです。
・なぜ「右から2番目」が選ばれるのか?
なぜここまで極端な結果が出たのでしょうか?
1.「端っこはちょっと」という極端を回避する本能
電車に乗るとき、誰も座っていなかったら「端っこの席」を一目散に確保することでしょう。
しかし、目の前の物をパッと選ぶとなると、話は別です。
人間には「極端な選択を避ける」という心理的な本能があります。
一番端っこは「極端な選択かも?」と感じてしまい、無意識に真ん中寄りを選んでしまうのです。
レストランで「真ん中の値段のコース」を選びがちなのも、似た心理です。
2.利き手から一番「取りやすい」位置
真ん中寄りの2枚のうち、なぜ右なのか?
理由はシンプルで、「利き手に近い」からです。
右利きの人にとって、一番スッと手が出しやすいのが「右から2番目」の位置。
ちなみに、左利きの人は「左から2番目」のカードを選びやすかったです。
・さいごに
自由に選んでいいといっても、それぞれが均等に選ばれることはありません。
4枚カードが並んでいたら、右から2番目が一番選ばれやすいです。覚えておきましょう。
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参考文献
Forcing you to experience wonder: Unconsciously biasing people’s choice through strategic physical positioning