「友達の誕生日にAIが考えたメッセージを送ったら、なんだかモヤモヤした……」
そんな経験、ありませんか?
たった数秒で綺麗な文章を作ってくれるAIですが、実は「大切な人へのメッセージ」に使うと、送り手側がダメージを受けるようです。
・大切なメッセージをAIに任せると「罪悪感を覚える」
ビジネスメールからSNSの投稿まで、何でもこなす生成AI。
「じゃあ、恋人へのラブレターもAIに頼んじゃえ!」と思うかもしれませんが、それはダメです!
アメリカのウェストバージニア大学などの研究チームが、AIを使った文章を大切な人に贈った場合の心理的な影響を調べました。
参加者に「感謝のメール」「誕生日メッセージ」「ラブレター」などの大切なメッセージを、【自分で書いた場合】と【AIに頼った場合】でそれぞれ想像してもらいました。
その結果、AIに頼ると「罪悪感を覚え」ました!
楽をして文章を作ると、送った後に激しく後悔することになるのです。
便利なツールに頼るとメンタルが削られてしまうのです。
・罪悪感の正体は「手柄の横取り」
なぜ私たちはAIに頼ると罪悪感を抱くのでしょうか?
その理由は、「相手を騙している」という不誠実さにあります。
AIが書いた名文は、受け取った相手は「あなたが一生懸命考えてくれた言葉」だと感動してくれます。
これは、自分で考えていないのに功績だけは受け取っている状態です。つまり「他人の手柄を横取りしている」ということ。
この現象は、AIだけでなく「友達に代筆してもらった時」にも起こります。
代筆でも手柄の横取りが起きてしまうのです。
・市販のメッセージカードなら罪悪感なし?
ここで面白いのが、「お店で買ったメッセージ入りカード(グリーティングカード)」だと罪悪感は生まれません。
なぜなら、市販のカードは「私が考えた文章じゃないですよ」と一目瞭然だからです。
相手を騙すことにならないため、心にダメージを負わないのです。
つまり、AIに頼ることが問題ではないのです。
AIに頼って、手柄を横取りしているという感覚が罪悪感の原因だったのです。
・さいごに
AIを使えば誰でも簡単に「いい文章」が作れます。そんな時代だからこそ、自分の頭で考えた言葉に重みがあるのでしょう。
次に大切な人へメッセージを送る際は、AIに頼らず自分自身の言葉を紡いでみましょう。
#研究結果 #論文 #生成AI #メッセージ #コミュニケーション #人間関係 #chatGPT #代筆 #罪悪感 #ラブレター
参考文献
AI Ghostwriting Remorse: Guilt for Using Generative AI in Interpersonal Heartfelt Messages