困ったとき、「とりあえずAIに聞いてみよ〜」とAIに相談していませんか?
実はその行動、そのままプロの専門家に伝えると、嫌われる原因になるかもしれません。
研究で判明した「AIに相談したと言うと専門家に嫌われる理由」を紹介します。
・結論:「AIに相談しました」はプロのやる気を奪うNGワード
結論ですが、専門家(プロ)に相談するとき、事前にAIにアドバイスをもらっていたことを伝えると露骨に嫌われます。
オーストラリアのモナシュ大学などの研究チームが、金融や旅行、栄養のプロとプロになりきってもらった一般人を対象に実験を行いました。
それは「他のプロに相談してから来たお客さん」と「AIに相談してから来たお客さん」で、対応が変わるのか調べました。
結果はとても残酷でした。お客さんが「AIに相談済み」だと知った瞬間、専門家の仕事の意欲は大きく低下しました。
・具体的にどれくらい損するの?
やる気を失った専門家は、なんとあなたのために費やす時間まで短くします。
- 他のプロに相談していた場合:相談時間は約51分
- AIに相談していた場合:相談時間は約44分
なんと、AIの名前を出しただけでサポート時間が落ちるのです。
なお「下調べに使っただけなんですけど」という言い訳も通用しません。AIの影が少しでもチラついただけで、プロの意欲は損なわれます。
AIは少しの利用でも伝えないほうが無難です。
・なぜ専門家から嫌われるのか?
なぜ専門家はAIを嫌っているのでしょうか?
理由はズバリ、専門家のプライドです。
プロにとって、まだまだAIは「自分より知識が劣っている存在」という認識があります。AIには事実とは違う嘘を答える「ハルシネーション」という弱点もあるため、「そんな精度の低いものに頼るなんて!」と思うのです。
「自分は尊敬されてない」「価値を低く見られている」と感じてしまい、気分が害されるのです。
「AIに聞いたらこう言ってたんですけど」と伝えるのはダメです。もしAIに聞いたとしても、「自分で色々と調べてみたんですが」「知人から聞いたのですが」と伝えましょう。
これなら、専門家のプライドを傷つけることなく、スムーズに疑問をぶつけることができます。AIの意見を「自分の意見」として返還するのが、大人の処世術です。
・さいごに
専門家に「AIに相談した」と伝えると嫌われてしまうことが判明しました。
- AIに相談したと伝えると、プロのやる気と相談時間が減る
- 理由は「自分より劣るものに頼られた」とプライドが傷つくから
- 対策は「自分で調べた」「知人から聞いた」と上手く変換すること
AIはとっても便利な相棒ですが、人間関係を悪化させてしまうかもしれません。使い方を間違えないようにしましょう。
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参考文献
Offended by the algorithm: The hidden interpersonal costs of clients seeking AI second opinion