ファンダメンタル重視で投資しているとポートフォリオを10銘柄以上を持つのは難しいです。そこで”バルク買い”を活用することで銘柄数を増やすことができました。
今回はバルク買いの活用法を紹介します。
<バルク買いとは?>
元は不動産投資の用語で、区分所有マンションを一棟丸ごと購入したりする際に使います。
住居周辺の調査や市場調査をする際に区分所有でも一棟購入でも労力は同じなのでバルクで買った方がコストが安くなります。
株式投資ではバルクでその業界の銘柄を複数買うことで、業界分析の労力を抑えようということです。
商社や銀行を1つの企業体として捉え、100株ずつ持つことで1銘柄と捉えれるイメージですね。
<バルク買いに向いている条件>
自分が考える条件は次の4つです。
・自身が業界に詳しい必要がある
・業界規模が大きく成熟している
・対象企業が老舗企業で簡単に潰れない
・とにかくBSが大きい
これらを挙げた理由に、”リスク”という言葉の意味を理解する必要があります。
リスクとは振れ幅という意味で、株価で言うと上昇も下落も”同じリスク”として扱います。
株式投資では不確定要素が多いと振れ幅が大きくなるわけで、逆に言うと確定事項が多いとリスクが小さいと言うことになります。
つまり確定事項が多ければ振れ幅を抑えるこになるので「成熟業界+成熟企業」は相性が良いです。
そしてBSの大きさを重要視しているのは、時価総額に対して裏付けが欲しいからです。
自分の考えとしては、直近株価はモメンタムで大きく変動し急激に時価総額が大きくなったとしても、株価を維持するには裏付けのBS規模が大きくないとすぐ元に戻ると思ってます。
ここまでリスクについて話したのは、バルク買いが結構リスク(振れ幅)をとっている投資手法だということを認識して欲しいからです。
<バルク買いにおけるリスクとは>
業界をまとめて買うということは個別企業の財務やマーケティング・販売手法の違いを十分に認識できていません。
これだけでもだいぶ不確定要素が多いのに、そこから個別の経営者の資質、業界の立ち位置、設備投資戦略など多くの変数事項がのしかかってきます。
このように事情が違う複数の企業をこの"複数企業を1つの企業として捉える"だけでも、投資するには結構なリスクを負っているわけで、
振れ幅を抑えるためには先程の4つの条件で確定事項を作っていく必要があるからです。
<避けるべき業界>
先ほど挙げた4つの条件を満たしても避けるべき業界は存在します。
業界規模が大きいけど、実は業界全体で大きなマイナスリスクを抱えているなどです。
自動車産業はまさにそうだと考えています。
自動車業界は日本が誇る成熟産業です。
しかし最近は水素やEVの波が来ており、日本のお家芸であるガソリンエンジンが危機に晒されてます。
トヨタ、本田、日産はどれもガソリンエンジンが強いわけで、今後のEV市場とガソリン市場で食い合うリスクが大きいです。
タクシー業界がUberの個人事業主に食われた話に似ていますね。
このように業界全体にマイナスリスクがあると、バルクで投資した資産が全て値下がりを起こす可能性があります。
まだガソリン自動車は伸びる可能性はありますが、業界として不確実性が高いのでやめた方が良いでしょう。
<さいごに>
バルク買いの手法と気をつけるべきリスクについて紹介しました。
少しでも興味があれば、自身のポートフォリオに組み込んでもらえたらと思います。
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