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【定例通信 第10回】リスク許容度とポートフォリオ

皆さんこんばんは!
みうさん
2021年09月13日
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【定例通信 第10回】リスク許容度とポートフォリオ 皆さんこんばんは! みうさんと申します🐍 前回はライフプランについてのお話でした。 いわば投資の前段階ともいえることでしたが、今回はどのように投資をしたらよいのか迷った場合に考えてみたい内容です。 以前に投資の目的について少し触れましたが、多くの方が投資をする目的というのは「資産形成」ではないでしょうか? 資産形成目的で投資を始めようと思っているけど本やYouTubeなどを見て応報を集めているうちに「テンバガー銘柄が…」とか「レバナスが…」、「ビットコインが…」などと考えていることはありませんか? 個別株・リスクの高いレバレッジ商品、同じくハイリスクな仮想通貨への投資について否定するわけではありません(私も投資しているので🐍) しかし、資産形成をしたいという場合であれば、どのようなポートフォリオを形成していくべきなのか、自分のリスク許容度に合った投資を考えるべきでしょう。 今回は、リスクとその許容度について少し確認したいと思います。 まず、大前提として、リスクの意味合いについての確認ですが、投資において「リスク」とは「価格の振れ幅」のことを意味します。 以前取り上げていた保険などで出てくる「リスク」とは意味合いが異なる点に注意ですね。 価格の振れ幅ですから高リスクのものほど大きな損失となる可能性もありますが、大きな利益となる可能性もあります。 投資のポートフォリオを組む際には、自分のリスク許容度を踏まえたうえで、ローリスクな商品とハイリスクな商品の割合を考えていくのが良いでしょう。 投資診断協会は、投資手法を選択するときのポイントとして「資産形成期、運用・取崩期、資産管理期」と期間に応じたリスク許容度の説明資料を配布しているので、今回はこれを添付しております。 投資をはじめる段階にもよるかと思いますが、 基本的には資産形成期にはリスク許容度は大きめ、運用・取崩期から資産管理期へ進むにつれてリスク許容度は小さくなっていく傾向があるので、リスク許容度に応じた投資手法へチェンジしていくこととなるかと思います。 リスク許容度が小さくなるということはおそらく最後の資産管理期の段階では預貯金や手堅い投資商品がポートフォリオのメインに移っていくでしょう。 老後の資産形成が達成できた段階であれば、あえてリスクの高いポートフォリオをメインで構成する必要はありませんからね。 ちなみに、投資を始める際には「投資はリスク許容度の範囲内で」と言われて「具体的にどのくらいか?」と気になったことはありませんか? 一応探してみますと、全銀協のHPにある「あなたのリスク許容度診断テスト」で簡単な質問に答えていくだけでリスク許容度を測てくれるアプリがありました。 https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-c/diagnosis/risktest/ 興味のある方は遊び感覚でチェックしてみてください。 もっとも、実際に投資を始めてみると分かりますが、実際のリスク許容度は思っているよりも小さいものかもしれません。 自分の持ち株がマイナスになって値動きがいちいち気になっている状態であればリスクを取りすぎているサインかもしれませんので、このような場合には不相応な投資となっている可能性があり、資産形成の投資としては少し考え直した方が良いかもしれません。 さて、今回は ・リスクの意味合いとリスク許容度について ・段階に応じてリスク許容度が変わること ・参考としてあなたのリスク許容度 について述べてきました。 投資で資産形成をするうえでリスク管理するということは非常に大切な考え方となります。 資産形成期はリスクをとる投資をしても年を経ていくにつれその姿勢を修正すべき時が来ます。 今回はその出口の手掛かりになるものかと思います。 ちなみに、投資商品には様々なものがありますが、次回は投資商品別のリスクについて少しお話したいと思います。 それでは、また明日! もしよかったら、フォロー・いいねを押してくれると嬉しいです🐍✨