「先週のいい流れが、今週も続くかな?」
そんな期待を感じさせるスタートでしたが、9月28日の日本株は、午後にかけて勢いを失う展開でした。
日経平均は一時6万7,000円台まで上昇したものの、終わってみれば反落。その日の安値で取引を終えました。
私の地合い判定は、引き続き**「様子見」**です。新規エントリーも見送ります。
怖がって何もできないというより、買う前に確認したいことが、まだ残っている。今はそんな感覚です。
VIXは落ち着いた。でも、それだけでは買えない
今回の判断に使うのは、日本株の9月28日の取引前に確定していた、米国9月25日のVIXです。
アプリで確認すると、2日続けて上がっていたVIXは反落。MACDとパラボリックSARも、恐怖の沈静化を示す側の形を維持していました。
私の観測ルールでは、株式市場にとって「追い風側」です。
ただし、これは「日本株が上がる保証」ではありません。
VIXが落ち着いていても、日本株の買いが続かなければ、株価は下がります。今回は、その違いがよく表れた一日でした。
気になったのは、下げ幅より「広がり」
今回、日経平均の下落以上に気になったのは、値上がりする銘柄が減ったことです。
前回はプライム市場の約7割が上昇していましたが、今回は約3割に低下。午前から午後にかけても、値下がり銘柄が増えました。
TOPIXも、午前はプラスだったのに、終値ではマイナスに転じています。
つまり、一部の値がさ株だけが日経平均を押し下げたわけではなく、市場全体でも買いの勢いが弱くなったということです。
一日よくなって、次の日には崩れる。この状態では、まだ「上昇の流れが安定した」とは言いにくいですね。
上がった日があることと、上がり続けられる状態になったことは別。
ここは分けて見ておきたいと思います。
権利付最終日でも、上昇は続かなかった
9月28日は、9月末に権利が確定する銘柄の権利付最終日でした。配当や優待を意識した買いが入りやすいタイミングです。
それでも、市場全体の上昇は続きませんでした。
ただ、これを見て「配当取りの買いがなかった」とまでは言えません。買いが入っていても、それ以上に売りが出れば株価は下がります。
上昇した業種についても、値動きだけで「配当取りのおかげ」と決めつけないようにします。
今回は、権利付最終日にも、前回の広がりを維持できなかったという事実を記録しておきます。
信用需給は、更新待ち。数字の中身も確認したい
信用残などの週次データは、今回のメモでは前回の参照値を据え置いています。
ここで注意したいのは、データが更新されていないからといって、実際の需給も変わっていないとは限らないことです。
また、権利月の売り残には、配当や優待の権利を取るための「つなぎ売り」が含まれる可能性があります。
売り残が多いと、将来の買い戻しを期待したくなりますが、そのすべてが株価を押し上げる力になるわけではありません。
次の更新では、売り残だけでなく買い残も確認。権利落ち後に残高がどう変わるかまで見ていきます。
それでも、すぐに「守り」へ戻さない理由
市場内部が悪化したなら、判定を「守り」に戻した方がいいのでは?
そう考えるところですが、今回は「様子見」を続けます。
参照するVIXは追い風側を維持していますし、日本株も直前まで上昇が続いていました。今回の下落には、その反動という可能性もあります。
もちろん、「利益確定だから大丈夫」と安心するつもりはありません。
一日の下落だけで判断を振り回さず、弱さが続くかを見る。 そのための様子見です。
今後、VIXの悪化や市場全体の下落が重なれば、週次データの更新を待たずに判定を見直します。
次は、権利落ちの影響を分けて見る
9月29日は権利落ち日です。
配当の権利が外れることで、理論上はその分だけ株価に下押しがかかります。そのため、指数が下がったという理由だけで「地合いが悪くなった」とは判断できません。
次に確認したいのは、主にこの3つです。
- 配当落ちの影響を考慮しても、売りが強いのか
- 寄り付き後に持ち直すのか、午後にかけてさらに崩れるのか
- VIXの追い風側の形が維持されているか
値上がり・値下がり銘柄数も、配当調整を含む集計かを確認して使います。
「下がったから押し目」と飛びつく前に、買いが戻っているかを確かめたいですね。
今は、上昇を取り逃すことよりも、改善が定着していないところで焦って買うことを避けたい局面です。
待つのも相場。買える理由がそろうまでは、現金を持って見守ります。
※この記事は、9月28日の日本株引け時点を基準にした個人の観測記録です。VIXはアプリの米国9月25日確定足を参照し、その後の米国市場の動きは含めていません。