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【定例通信 第66回】ギャン理論のルールについて
こんばんは!
みうさんと申します🐍
みうさん
2021年11月23日
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【定例通信 第66回】ギャン理論のルールについて こんばんは! みうさんと申します🐍 さて、前回、ギャン理論の価値のあるルール28について紹介しました。 投資の勉強をしているといろいろなルールや投資哲学を目にする機会があるかと思います。 その多くは先人の偉大な投資家が残したものですので言葉の重みや説得力があるものと感じる方も少なくないでしょう。 特に投資を始めて間もない頃は自身の投資方針を決めるのに多いに役立てるということもあるでしょうし、また、当初は先人の言葉の意味合いが分からなかったけど、投資をする中でその言葉の意味合いを理解し、先人の投資家が作り出したルールをマイルールに取り入れている人もいるのではないでしょうか。 今回はギャン理論を例に投資ルールを参考にする前に気を付けなければいけない点についてお話したいと思います。 ●いかに著名な投資家の言葉であっても参考にならないルールもある 投資初心者にとっては業績を残している投資家の言葉は非常に参考になるものです。 ギャン理論も非常に参考になる面は多いです。 しかし、だからと言ってその言葉のすべてを鵜呑みにしてはいけません。 なにかしらのルールをマイルールに取り入れる際には、自分で理解でき、自分の性格なども加味してやる必要があります。 あるいは、そもそも紹介されている投資ルールはどういった人が紹介しているのか?どのような投資をしていた人が紹介しているのか?という点も考慮しなければなりません。 たとえば、長期投資と短期投資とでは投資戦略が全く異なります。 もし、あなたが長期投資家だったとして、ギャン理論の28ルールをすべて鵜呑みにしてしまうとそれは全く見当違いな投資をしかねないということに注意しなければなりません。 ギャン理論ではルール2で「常にストップロス注文を置く」と書いてありましたが、長期投資で逆指値を置いているような投資家は少ないのではないでしょうか。 ギャン理論自体、短期トレードを想定しているルールのように思えますので自身の投資スタイルからそもそも相容れないといったルールがあって当然といえます。 ギャン理論は短期トレードを念頭に置いていますが、「迷ったら出る。迷ったら入らない」といったことや「市場に頻繁に出入りすることは避ける」といったことは長期投資でも参考にできる余地があり、短期投資のルールだからといって全く参考にならないわけではありません。 ●自分が信じられるマイルールを取り入れる もっとも、先人の投資家の言葉や考え方というのは幾多の危機を乗り越え業績を残していった人の言葉であるだけに投資をするうえで参考にならないわけはありません。 そのうえで大切なのは「なんのためにマイルールを作るのか」という点です。 マイルールを自分で作っておく意味合いは、ほとんどの場合リスク管理や規律ある取引、投資方針を明確にしておくことで利益を積み上げていける取引を実現させていく点にあるかと思います。 マイルールの意味合いを自分の中で理解できていれば、著名な投資家が提案する投資ルールの理屈まで理解することによって自分の投資方針と整合するかを基準にすることで「信じられる」ルールを取り入れていくことができるでしょう。 結局、投資をするのは自分自身であり資産を守るのも自分自身ということになるので、ルールを参考にしつつ自分ルールにカスタマイズしていくという作業が必要になるでしょう。 もし、分からないという場合は思い切って期間限定でルールを徹底して守ってみて自分にフィットするかどうかを試してみても良いかもしれません。 私もダンさんのルールを試してみながら少しずつ変えているものもあります。 ということで、今回は投資ルールに対しての注意点、意見について記載しました。 それでは、今回はここまで!🐍