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みうさん
2021年09月09日
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【定例通信 第6回】ドル建て終身保険解約のお話 皆さん、こんばんは! みうさんと申します🐍 今回は、私がドル建て終身保険を解約した際のお話です 皆さんは民間の保険に加入されておられますか? これを読んでくれている方の中には、両学長の動画などから民間保険との付き合い方を学ばれた方もいるのではないでしょうか? かくいう私も、両学長の動画から、投資と保険を分ける考え方に感動したものです。 さて、そんな私ですが両学長(の動画)と出会う数年前、友達から紹介されたプルデンシャルのドル建て終身保険に加入していました。 資産形成をしつつ終身の死亡保険にもなる… 当時はスゴいと思っていましたが、本気で資産形成を考え始めたときに保険は掛捨ての死亡保険にして、資産形成は積立投資にした方が良いと考え、保険の解約を申し出ました。 セールスからは「今辞めるのはもったいない」「解約ではなく払込済にしませんか?」などの回答が来るのかと思っていたのですが セールスからの回答は、改めて商品の内容を説明された上で概ね次の通りでした(簡素に書いていますが、実際は「めちゃくちゃ私と家族の未来のことを考えてくれている」と心底思わせるくらい丁寧です。あれは多分本気です🐍) ①年金保険であればその戦略には賛成だが終身保険は資産形成とも全く別物、最低限のセーフティネットと考えたほうが良い。投資は最悪の場合紙くずにもなるリスクがある ②掛け捨て保険にしたとして、定期を超えたらどうするのか?保険料を払い続けるのか? ③もしみうさんが亡くなった場合、銀行口座等にあるお金は凍結されてしまい引き出しに時間がかかるが、保険金はすぐに受取人に渡る。治療費や葬儀費用などのちょっとお金が必要な場合にあなたの家族にとっても良い ④保険金は家族構成によって相続税の控除を受けることができる ⑤今のみうさんは投資に偏りすぎていてそこまでリスクをとるのが良いのか?だれかにインスパイアを受けたんですか? 大体こんな感じ これに対する私の返しは ①に対して 楽観的かもしれないが指数にかけている投資がメインなので紙くずになる可能性はかなり低いと考えていて、暴落は承知。(担当の方は個別株投資を想定しているようだったので、ETF中心の取引で分散もして一つのカゴに卵を盛らない投資をする旨説明) ②に対して 基本的には65までの掛け捨て。65歳のころにはある程度の資産は形成されているものと考えられる。定期が切れたときの状況にもよるが場合によっては保険金額を下げて死亡保険を掛ける ③に対して 特に死亡保険は家族が困らないための保険でもあるので、その点を突かれるのは痛いので…少し考えさせてください(笑)。たしかに家族からしてみると急を要する資金を調達できるのはありがたいか。終身であればその機会がほぼ確実に用意されているわけだから…ふむ~ ④に対して 税金対策という視点は不足していた。たしかに大切だが、そのメリット自体は掛捨ての死亡保険でも同様に適用されることなのではないか。たしかに定期が切れた後は課題になりうるか… ⑤に対して 突然で申し訳ないとは思いますが、資産形成について本気で考えてみた結果なんです。僕も保険は大切だと思っていますが、保険での資産形成をやめるということです。(だれにインスパイアされたかはスルー) と、こんな感じ 結局このときは家族・税金の視点も含めたうえで考え直すことにしましたが、結論として、家族の問題はあるものの私の家庭は共働きで妻曰く急を要する資金も基本的には大丈夫とのことでバッサリいかれたので、翌々日にきちんと解約を申し出まして解約しました。 この解約申し出時の反省点は、保険のメリット部分や税制部分について情報を整理せずに、言ってしまうと資産形成という部分にスポットを当てすぎて解約の判断をしようとしていたことでしょうか。 「資産形成」という側面だけを取り出せば終身保険なんて...となるのかもしれませんが、家族のことを考えれば必要な場合もあるでしょうし、税金面のことを考えれば終身が良いという場合もあるでしょうし(税金対策で利用する方も多いようですね。) 結局、なにが言いたいかというと、金融商品・保険などたくさん選択することが多いわけですが、必要かどうかは各人によって変わるものなのできちんと「都合の良い情報だけでなく」フラットに必要な情報を整理したうえで判断する力が必要だと思ったというお話でした。 昨日の投資詐欺のお話にも共通しますが、他人に言われるがままに主体性なく判断してしまう状態ではリテラシーが足りないという当たり前のことですね。 それでは、また明日! よかったら、フォロー・いいねをよろしくお願いします✨