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【定例通信 第62回】ベータ値の活用
こんばんは!
みうさんと申します🐍
みうさん
2021年11月16日
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【定例通信 第62回】ベータ値の活用 こんばんは! みうさんと申します🐍 久しぶりの投稿のような気もしますが、試験も終わり少し時間ができる予定なのでまたこれからよろしくお願いいたしますm(__)m さて、今回のテーマは「ベータ値」 少し前に分散投資の参考になるかもといった旨の投稿をしたと思いますが、ここで少しまとめましょう。 ●ベータ値とは この数値はインデックス指数(日経平均やTOPIXなど)に対して対象銘柄が指数の変化よりもどれだけ大きく動くかを数値化したもので、 たとえばベータ値が1の銘柄はINDEX指数が1%上昇すると1%上昇します。逆に1%下落すると連動して1%下がります。 ベータ値が2の銘柄は日経平均が1%変動すると2%動く事を意味しベータ値が0.5の銘柄は日経平均が1%変動するとその半分の0.5%変動するという事になります。 ●マーケットのトレンドを見ながら検討 ベータ値に限って言えば、その数値が高ければ高い程値動きが大きくなるため上昇相場では有利ですが、マーケットが軟調になるとその分リスクを背負う事になります。 一方、ベータ値が低ければ下落には備えられますが上昇相場には大きく出遅れる可能性が高くなります。 このことを頭に入れておく事で相場の状況に応じて投資戦略を練る事ができそうですね。 ●アルファ値というのもある… ベータ値があるとアルファは?と思いますが、調べてみるとちゃんと「アルファ値」というのもあります。 アルファ値は、マーケットにおいてその銘柄が適切な価格付けをされているかどうかを選別するための基準となる機能を有しています。 投資収益率が均衡期待収益率を上回る場合にはアルファ値はプラスになり、その銘柄が過小評価されている事を表します。 過小評価されているというのは、今後見直し買いされ、株価は上昇するという解釈ができます。ですからプラスのアルファ値はその銘柄の買いシグナルであるとも言えます。アルファ値がマイナスの場合は、その銘柄が買われ過ぎて過大評価されているという事なので売りシグナルと捉えられ時間と共に売られるという事になります。 その銘柄が持つ特性によってインデックス指数を上回る収益をどれだけ挙げられたのかを示します。 ●リスク管理としての活用法 株式投資のスタイルの一つとして銘柄をひとつに絞り込まずにいくつかに分散させる投資法があります。 分散投資といいますが、私も実践していますし、オススメしている投資手法ですね。 ベータ値とアルファ値を活用についての次の提案があります。(私もこの二つの値での銘柄選定をしたことが無いため、あくまで”提案”ということになってしまって申し訳ないですが) マーケットの先行きが見通せない場合には、それが下落しても横ばいでも利益を狙えるような銘柄構成である必要があります。その中で下落に強い組み合わせというのがアルファ値の高い銘柄で値上がり益を確保しながら、ベータ値の低い銘柄で下落に備えるというものです。 高アルファ値の銘柄と低ベータ値で高配当の銘柄は上昇相場ではなくても値上がり益と配当という二段構えのスタンスが可能になります。 ということで、久々の定例通信の投稿となりましたが今回はここまで。 長期的には分散投資をしておくということが大切ということはご承知の通りかと思いますが、いざ分散しようとしてみても何を指標とすれば分からないということはままありますので、そういう意味ではベータ値という指標はなかなか面白いものだと思っています。 それでは、また明日!🐍✨