【定例通信 第60回】FX(外国為替証拠金取引)という金融商品を理解する
こんばんは!
みうさんと申します🐍
別の投稿でもしましたが、本日投資診断協会から11月のセミナーの案内が届きまして、その内容がFXに関するものでしたので、今回はFXについての知識を整理しておきましょう。
私自身FXはギャンブル的という印象もあり、全くやってこなかったわけですが、今回のセミナーを聴いてどう思うのか、、、非常に楽しみにしているところです🐍✨
さて、FXに対する個人的な印象はどうでもいいので、ここでは金融商品としてのFXの知識を整理しておきましょう。
なぜなら、FXは株式取引と双璧をなすほどに個人投資家に人気の投資とされているからです。
9割は負けるなどと言われる取引にも関わらず人気な商品なのですから、ここは正しい理解を深めたいところですね。
目標点は最低限のメリット・デメリットを掴むこと
●FXとは
日本円を外国の通貨に換える取引を外国為替取引といいますが、FXはこの通貨間で発生する価格変動に着目して取引する投資です。
たとえば、日本の通貨「円」で、アメリカの通貨は「ドル」ですが、日本円を証拠金として預かり入れて外貨取引を行うことを外貨証拠金取引といいます。
FXは通貨間の価格変動に着目するといいましたが、通貨の価値は常に変化していますよね。
つい最近もドルの勢いが話題となっていましたよね。
通貨の価値は常に変化し、例えば日本がアメリカに比べて成長に期待ができると判断する人の割合が多ければ円の価値が上がり、これを円高といい、逆に日本に不安要素があれば円の価値が下がり、これを円安といいます。
●レバレッジがかけられる
株式の信用取引と同じようにFXでも少ない資金を元手に大きな取引をすることができます。このことをレバレッジをかけるといいますが、たとえば、100万円分の通貨を買おうとすると、当たり前ですが100万円が必要となりますが、20倍のレバレッジをかけると5万円で100万円分の通貨を買うことが可能となります。
このようにFXの特徴は元手が少なくても大きな利益を得ることが可能という点にあります。
他方で、大きな利益を得られるということは…
大きなリスクも伴うということですね。
これがFXで何百、何千万円も溶かしてしまったという話しを耳にする理由でしょうね。
FXは元手が少なく簡単にできてしまうハイリスクハイリターンな金融商品といえそうです。
そして、価格変動という機会にお金を投じるという意味で投機的な金融商品といえます。
●FXと株式の違い
FXと株式投資、投資と縁遠い素人目にはチャートを見ているイメージからどちらも似たような印象を抱いている人も少なくないでしょう。
しかし、大きく4つの違いに分けられます。
①取引時間
FX→24時間いつでも可
株式→平日9時から11時半までの前場と午後12時半から15時までの5時間
②取引
FX→相対取引
株式→取引所での取引
③リスクとリターン
FX→レバレッジを効かせることでハイリスクハイリターンとなるが、レバレッジを効かせなければ株式よりも値動きは小さい。
株式→値動きではFXよりも多くハイリスクハイリターンな場合もあるが、経済や経営などの知識を身に着けることによってギャンブル性を小さくすることができ、ローリスクハイリターンにできる。(ダンさんの動画を見ている方はよく分かるのでは!?)
FXは上限で25倍までのレバレッジをかけられるため、たとえば100万円の証拠金で2500万円分の売買が可能となります。株式の信用取引でもレバレッジはかけられますが、上限は3.3倍ですからFXの方がハイリスクという認識は強いですね。
④資金
FX→少額からスタート可
株式→一般的に、ある程度まとまった資金が必要
日本の株式では単元株制度が取られているためまとまった資金が必要となりますね。
FXの取引自体はわりとシンプルなものですね。
ということで、ここまでFXについての一般的な知識の整理でした。
安易にFXに手を出すのはご法度
メリット・デメリットを把握したうえでの取引が必須と感じる商品です。
それでは、今回はここまで!