【定例通信　第２７回】特殊詐欺から身を守る～特殊詐欺の類型を知っておく～ こんばんは！ みうさんと申します🐍 10月に入り今年も残りわずかですね🐍 資産は増やすだけではなく防御も大切ということで、今回のテーマは特殊詐欺❗ 以前ポンジスキームのお話をしましたが、投資詐欺を始めとして世の中には様々な詐欺があります。 今回は大阪府警察のホームページをもとに年々増加しているという特殊詐欺について紹介します。 https://www.police.pref.osaka.lg.jp/seikatsu/tokusyusagi/8083.html さて、そもそも特殊詐欺とは具体的にどのようなものを指すのでしょうか？ この点、大阪府警察ではこのように説明しています。 「特殊詐欺とは、犯人が電話やハガキ（封書）等で親族や公共機関の職員等を名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、医療費の還付金が受け取れる等と言ってATMを操作させ、犯人の口座に送金させる犯罪（現金等を脅し取る恐喝や隙を見てキャッシュカード等をすり替えて盗み取る詐欺盗（窃盗）を含む。）」 色んな類型がありそうですが、基本は電話やネットなど”非対面”で行われるという特徴があります。 そんな様々な類型のある特殊詐欺ですが、１０の類型に分けられているようなのでを見てみましょう ①オレオレ詐欺 親族の名前を騙るなどして、「会社の金を使ってしまい、今日までにお金をを返さないとクビになる。お金が必要だ。」などと言って現金をだまし取る手口です。 高齢者が被害に遭うなどニュースでも見かける詐欺ですね。 ②預貯金詐欺 警察官や銀行員を名乗り、「口座が犯罪に利用されており、キャッシュカードの交換手続きが必要です」などといい、キャッシュカードを受け取ったうえで暗証番号を聞き出し預貯金を引き出してしまう詐欺です。 最近では市の職員を名乗ってキャッシュカードをだまし取るものがあったと記憶しています。 ③架空料金請求詐欺 有料サイトの未払い料金等について「未払いの料金があります。今日中に払わなければ裁判になります。」などとメールやはがきで知らせ、金銭をだまし取る詐欺です。 よくこの手のメールが届きますが、ノータッチで行きましょう。 ④還付金詐欺 医療費、税金、保険料等について、「還付金があるので手続してください」などといい、被害者にATMを操作させ、被害者の口座から犯人の口座に送金させる詐欺です。 ⑤融資保証金詐欺 実際には融資しないのに、簡単に融資が受けられると信じ込ませ、「融資を受けるには保証金が必要」などといって金銭等をだまし取る詐欺です。 ⑥金融商品詐欺 価値のない未公開株や高価な物品に噓の情報を教えて、購入すれば儲かると信じ込ませ金銭等をだまし取る詐欺です。 ⑦ギャンブル詐欺 「パチンコ打ち子募集」等と雑誌に掲載したり、メールを送ったり、会員登録を申し込んできた人に、登録料や情報料として支払わせて金銭等をだまし取る詐欺です。 ⑧交際あっせん詐欺 「女性紹介」等と雑誌に掲載したり、メールを送り付け、女性の紹介を申し込んできた人に、会員登録料や保証人として金銭等をだまし取る詐欺です。 先ほどのギャンブル詐欺と手口は同様ですね。 ⑨その他の特殊詐欺 上記の類型に該当しない特殊詐欺のことをいいます。 ⑩キャッシュカード詐欺盗 警察官や銀行協会、大手百貨店棟の職員を名乗り、「キャッシュカードが不正に利用されているので使えないようにする」などと言って、隙を見てキャッシュカード等をすり替えて盗み取る詐欺をいいます。（詐欺の類型とされていますが、手口を見る限りでは窃盗かなと思います） 以上が大阪府警察や警視庁のHPでも紹介されている特殊詐欺の１０類型ですが、いかがでしょうか？ 「こんな手口に引っかかる人はいないでしょ」と思うかもしれません。 実際、私も普通ならこんな手口にかかる人は皆無だと思っています。 しかし、詐欺に引っかかる時というのはパニックとなって正常な判断が一時的にできなくなっている状態であるというのが多いようです。 みなさんもパニックになったときに自分でも理解できないような行動をとったことはありませんか？ 最近ではコロナのパニックに乗じた詐欺も出ていましたね。 給付金の受取をするためにキャッシュカードと印鑑証明を用意しておいてなど、いろいろなパニックに乗じて詐欺は行われます ただ、特殊詐欺は基本的には非対面という特徴がありますので、冷静な判断ができれば被害は防げるものですので、リテラシー磨きは大切ですね🐍 それでは、今日はここまで！