【定例通信 第26回】確定拠出年金ならではの出口戦略
皆さんこんばんは❗
みうさんと申します🐍
人生100年時代、老後の生活を見据えて長期の積立投資で資産形成をされている方も少なくないでしょう🤔
そんな方たちにとって、つみたてNISAや確定拠出年金(iDeCo・企業型DC)といった税金面で優遇のある制度投資は強い味方ですよね✨
今回はそんな制度投資のなかでも60歳まで資金拘束がされてしまうということで、やや敬遠されがちな確定拠出年金の出口戦略についてフォーカスを当てたいと思います。
つみたてNISAにはなく確定拠出年金ならではの出口戦略ですのでぜひぜひ
さて、これまでの定例通信の中で資産形成の際に意識しておきたいポイントは
・ライフプランを立てることで大まかなイベントとゴールを意識する
・投資はリスク許容度の範囲内で行う
・リスク許容度は年齢が上がるにつれ小さくなる傾向がある
・資産の組み合わせ方もリスク許容度に合わせて変更する
このあたりでしょうか🧐
そして、前回、長期投資の出口戦略の考え方として
・目標額の設定
・売りを分散させる
・スイッチングを活用してのリスク軽減
を紹介しました。
目標額を設定していれば目標額達成時点で売ればよいだけですので1番分かりやすいですね🐍
あるいは目標額を設定していても「達成しているけどやっぱりできる限り運用したい」と思うこともあるでしょう。
その場合には暴落のダメージを軽減するために4%ルールの分散売りが有効でしょう✨
そして、最後のスイッチングこそ
つみたてNISAではできないけれども確定拠出年金ならでは手法となります
スイッチングとは、簡単に言うと既存の商品を売却し、別の商品に買い替えるものです。
一応、つみたてNISAの商品にも債券インデックスなどリスクが低めのものかありますので、株式インデックスを売却して債券インデックスを買うということもできなくはないですが、買い替えによって利益が出ると非課税枠を使ってしまいますのであまりオススメはできません。
これに対して
確定拠出年金ではスイッチングによる資産調整が出来るようになっています。
そして、つみたてNISAと違うのは
確定拠出年金の商品には、元本割れの恐れのある投資商品のほかに、元本確保型の商品があるということです。
今回の写真は三井住友信託銀行さんの企業型DCの商品画面の切り抜きですが、
定期預金や保証年金などがありますね🐍
元本確保型の商品にスイッチングするということは、これまでの株式の投資信託の一部または全部を売却したうえで元本確定型商品に丸ごと変えることを意味します。
つまり、確定拠出年金の場合、含み益があれば元本確保型商品にスイッチングすることで売却が発生するので実質的に利益確定ができるという強みがあります。
確定拠出年金では元本確保型の商品へスイッチングすることで最低限の資産を確保しておく
つみたてNISAと確定拠出年金…正直最初はどう使い分けるのか分からなかったけど、出口戦略で明確に区別出来そうですね🤔
出口戦略の立てやすさについて「これ凄くない?」と実感が湧くのは60歳に近くなってきてからだと思いますが
考えるだけでワクワクしますね✨
ということで、今回は確定拠出年金ならではの出口戦略についてのお話でした。
ポイントはスイッチングの活用
スイッチングについて、りそなグループのホームページにイメージしやすい説明がありましたので、気になる方はご覧ください
https://www.resonabank.co.jp/nenkin/ideco/column/difference-change-switching.html
それではまた明日❗