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みうさん
会社員(総務)┃投資診断士
日本株は広く反発。それでも「様子見」を続ける理由|9月30日の地合い観測
9月30日の日本株は、大きく反発しました。 日経平均だけでなくTOPIXも上昇し、プライム市場では約7割の銘柄が値上がり。前日までの弱さから、少し空気が変わった一日でした。 こういう日は、「そろそろ買ってもいいかな」と気持ちが動きますね。 私の判定は、引き続き**「様子見」**。新規エントリーは見送ります。 ただし、今日の反発を弱いと見ているわけではありません。日本株の改善は評価する。でも、確認したいことがまだ残っている。 今はそんな位置づけです。 今日の反発は、広がりがあった 今回よかったのは、一部の主力株だけが上がったわけではないことです。 TOPIXもしっかり上昇し、業種別ではすべての業種がプラスになりました。 さらに、午前中は上昇銘柄と下落銘柄が拮抗していましたが、午後には上昇銘柄が増えています。 9月28日は、時間とともに市場内部が弱くなりました。今回はその逆で、後場にかけて買いが広がった形です。 朝だけ勢いがよく、引けには失速する反発とは違います。この変化は、前向きに受け止めたいと思います。 75日線を回復。ただし「定着」はこれから 日経平均は、終値で75日移動平均線を上回りました。 ここは基準日を確認し、9月30日引け後に公表されたテクニカル一覧の値と、同日の終値を比較しています。 75日線は、中期的な値動きを見る目安の一つです。その線を回復したことは、改善材料として記録できます。 ただ、上回った幅はわずかで、まだ一日だけ。 線を超えたことと、その上で安定して動けることは別です。 翌日以降も維持できるか。押したときに買いが入るか。そこまで確認して、回復の強さを判断したいですね。 一方で、VIXの追い風は弱まった 日本株が改善する一方、気になっているのがVIXです。 今回参照する米国9月29日の確定足では、アプリ上のMACDが小幅にゴールデンクロスしました。 株価のMACDなら強気材料として見ることがありますが、VIXは不安心理を観測する指標。私のルールでは、VIXのMACDのゴールデンクロスは警戒方向の変化として扱います。 ただし、もう一つ確認しているパラボリックSARは、まだVIXの下降判定を維持しています。 そこで今回は、VIXを「追い風側」から**「混在」**へ変更しました。警戒方向と沈静化方向のサインが、そろっていない状態です。 この小さなクロスだけで、暴落が来るとは考えていません。すぐに解消する可能性もあります。 それでも、前回までと同じ安心感では見ない。次の確定足を確認する理由が、一つ増えたという整理です。 信用需給は、見た目の改善だけで安心しない 信用残は、今回も権利落ち前の週末データを参照しています。 売り残は増えていますが、権利月には、配当や優待の権利を取るための「つなぎ売り」が含まれる可能性があります。 そのため、売り残の多さを、そのまま将来の株価上昇につながる材料とは考えません。 権利落ち後に売り残がどう変わるか、買い残の整理が進むかまで確認します。 投資部門別のデータも、対象は連休前の週です。過去の資金の動きを知る材料にはなりますが、今日の買いの正体を直接教えてくれるものではありません。 数字がよく見えても、中身と時点をそろえて読む。 ここは引き続き意識します。 大きく上がった日に、なぜ買わないのか 今日の日本株には、評価できる点がいくつもありました。 買いが広がり、TOPIXも上昇し、日経平均は75日線を回復しました。これらを、VIXの小さな変化だけで打ち消すつもりはありません。 一方で、まだ改善が続くかは分かりません。上期末の売買も重なる日なので、今日の商いが次の日以降も続くとは限らないからです。 だから、今は「攻め」へ急がず、様子見を続けます。 反対に、VIXの一つのサインだけで「守り」へ戻すとも決めません。日本株の強さと、警戒材料の両方を見ながら判断します。 相場が上がると、乗り遅れる不安は出てきます。でも、上昇を全部取る必要はない。自分が納得できる条件がそろうまで待つことも、運用の一部です。 次は「改善が続くか」を確認する 次の取引で見たいのは、主にこの3つです。 - 値上がりが一部の銘柄に偏らず、広がりを保てるか - TOPIXの強さと、日経平均の75日線回復が続くか - VIXの警戒サインが強まるか、それとも解消するか 一日よかったから安心、一日下がったから危険、と判定を振り回さないようにします。 もちろん、急激な悪化があれば、確認待ちにこだわらず防御を優先します。 今日の反発は、素直に評価できる一歩でした。次は、その一歩が続くかを見たいところです。 買いが広がったことを喜びつつ、買う判断は焦らない。 そんな姿勢で10月の相場を迎えます。 ※この記事は9月30日の日本株終値を基準にした個人の観測記録です。VIXはアプリの米国9月29日確定足を参照し、日本株の反発と完全に同時刻の比較ではありません。
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