【定例通信 第23回】投資の効率性を測る指標~ROEについて~
こんばんは!
みうさんと申します🐍
今回はROE(自己資本利益率)について
株式投資のほかに企業を分析する際にも活用するROEなのでもはや常識として知っている方も多いかもしれません。
ROEは添付している画像にもある通り、当期純利益を自己資本で割ることにより算出されます。
ROEは投資されたお金に対する利益の割合を見ることによりどれだけ効率的に利益を上げられているかを測る指標として用いられます。
一般的にはROEが10%以上あると優良と判断されます。
私が入社したばかりの頃に受けた財務諸表の社員研修では20%以上であれば優れていると記憶していますが、それは取引先審査時の話なので、どこからを良しとするかはケース・バイ・ケースなのでしょう🤔
ただ、注意しなければならないのは、ROEという指標は米国の企業を中心として重要なものとされてきているということからこのROEをよく見せるようにしている動きがあるということです。
投資家としては投資されたお金から効率よく利益を上げることはポジティブな要素ではありますが、これが株主へアピールするための一時的なものでは役に立たない可能性が高いわけですね。
投資家は「きっちり成長するところを探す」ために様々な指標を分析するわけですが、その分析のためには複数の指標を組み合わせながら見る必要がある点はこれまでと同じと言えます。
各指標の意味がわかるとスクリーニング時の条件を自分なりに設定でき絞り込み作業が捗るかと思いますので、理解しておいて損はないでしょう🐍
それでは、今回はここまで❗