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【定例通信 第21回】株価の指標③~PEGレシオの活用~
みなさん、こんにちは!
みうさんと申します🐍
みうさん
2021年09月25日
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【定例通信 第21回】株価の指標③~PEGレシオの活用~ みなさん、こんにちは! みうさんと申します🐍 さて、これまでPERやPBRを紹介してきました。 投資をやっていると頻繁に耳にするもので、いずれも株の割安判断の指標として用いられますが、今回紹介するPEGレシオも割安の判断に使用されるものです。 PEGレシオとは、当期純利益の成長率を基準に株価が割安かどうかを測るものです。 計算式を見ると「PEGレシオ=PER(株価収益率)÷EPS(1株当たり当期純利益)成長率」で求められます。 PEGレシオは、PERだけを見ると割高に見える株でも当期純利益の成長率を考慮するPEGレシオで見ると割安といえる株を見つけだすのに投資家が使用する指標です。 たとえば、PERが30倍だと、一般的には割高という判断が働くわけですが、利益の成長率が良ければ、なお割安といえる場合があるということです。 通常、バリュー株というと企業としてはある程度大きくなっていて今後の大きな成長は見込めないとも考えられますし、実際それが理由でバリュー投資自体をオススメしない投資家もいるほどですが、 PEGレシオは割安性の判断に成長率の要素も取り込むことである程度成長性への不安も取り除きうるものといえるのでしょうか。 さて、PEGレシオの見方ですが、 一般的に、PEGレシオが 1以下であれば割安水準、 1~2の間は適正水準、 2以上だと割高 と考えられているようですが、本格的に割安株を探したいと考えるのであれば他の割安指標と同じように同業種のPEGレシオなどと比較する必要があるでしょう。 PEGレシオは利益の成長率に着目している指標ですので、比較する利益がマイナスとなってしまうと、当たり前ですがマイナス値を示すこととなってしまう点に注意しましょう。 これは、例えばコロナで多く企業が減益予想をしたような場面では全く機能しないということを意味します。 ここまでお話してきた株価の指標(PER、PBR、PEGレシオ)は楽天証券のスクリーニングでも活用することができますので活用してみてもよいかもしれませんね。 それでは、また次回!