loading-anim-4
PostPrime Logo
foward-arrow
foward-arrow
【定例通信 第14回】制度投資~NISA・ジュニアNISA・つみたてNISA~

皆さんこんばんは!
みうさん
2021年09月17日
badge
follow
【定例通信 第14回】制度投資~NISA・ジュニアNISA・つみたてNISA~ 皆さんこんばんは! みうさんと申します🐍 引き続き制度投資のお話です。 昨日は確定拠出年金でしたが、今日はNISA・つみたてNISA・ジュニアNISAのご紹介です。 さっそく順番に概要を見ていきましょう ①NISA(少額投資非課税制度) NISA(ニーサ)は2014年1月から開始された個人投資家のための税制優遇制度で、株や投資信託などの配当金や譲渡益を一定額非課税にする制度です。 ●利用できる人 日本に居住する20歳以上の人 ●非課税対象 株式や投資信託などへの投資から得られる配当金・分配金や譲渡益 ●口座開設可能数 1人1口座 ●非課税投資枠 新規投資額で毎年120万円まで(非課税期間5年間でMAX600万円) ●非課税期間 最長5年間 ●投資可能期間 2023年まで(2024年から新NISAへ移行します) 特定口座などで発生した譲渡益や配当金などとの損益通算はできない点に注意しましょう(儲けを出さないといけませんね)。 ②つみたてNISA 2018年1月から開始されたもので、少額投資・積立を目的に作られた新たな非課税制度です。 先ほど紹介したNISAと異なり、投資信託とETF(上場株式投資信託)に限定されています。 ●利用できる人 日本に居住する20歳以上の人 ただし、先ほどのNISAとの併用は不可(どちらか一方の選択となります) ●非課税対象 一定の投資信託への投資から得られる分配金や譲渡益 ●口座開設可能数 1人1口座 ●非課税投資枠 毎年40万円が上限(非課税期間20年でMAX800万円) ●非課税期間 最長20年 ●投資可能期間 2042年まで 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託。 毎月分配のいわゆるタコ足配当である商品やヘッジ目的の場合などを除きデリバティブ取引による運用を行っていないなど、比較的安全な商品に限定されています。 ③ジュニアNISA 2016年1月から開始されたもので、20歳未満でも口座を持つことができます。株式市場の活性化もありますが、親から子への資金移動が行われるための流動性を高めることが狙いにあります。 ●利用できる人 日本に居住する0歳~19歳の人 ●非課税対象 株式。投資信託などへの投資から得られる配当金・分配金や譲渡益 ●口座開設可能数 1人1口座 ●非課税投資枠 毎年80万円が上限 ●非課税期間 最長5年間 ●投資可能期間 2023年まで 口座開設者は本人(子)の二等親以内の親族(基本的には父母ですね)になります。18歳までは払い出しの制限があります。 NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAは非課税という大きなメリットを持っているので投資に興味のある方はまずやるべきものといえます。 ただし、NISAやジュニアNISAの場合、配当金・分配金の受取について「株式数比例配分方式※」を選択していなければ非課税の恩恵を受けられませんので、必ず確認しておきましょう。 ※株式数比例配分方式 ⇒配当金や分配金を証券口座で受け取る方式のことをいいます。 個人的には資産形成の長期投資のお手本としてつみたてNISAをオススメしたいところですが、NISAでは投資信託だけでなく株も取引対象となりますので、お好みによって選択ということになります。 以上、2回にわたって税制優遇のある制度投資について紹介させていただきました。 もしよかったら、いいねやフォローをしていただけると嬉しいです🐍✨ それでは、また明日!