【日経新聞:電力先物とは 将来の電力価格を先決め】
▼電力先物
1年後など将来のある時点の電気を、あらかじめ決めた価格で売買するデリバティブ(金融派生商品)のこと。
将来の販売や調達価格をあらかじめ固定でき、発電事業者や電力小売事業者が価格急変リスクへの備えとして活用している。
日本卸電力取引所(JEPX)の現物の電力スポット価格を取引対象とする。
日本の電力先物市場は2020年に参入した欧州エネルギー取引所(EEX)が9割超のシェアを占める。
自由化で先行した欧州の顧客基盤を背景に、海外の電力会社やトレーダーが多数参加して高い流動性を誇る。
日本取引所グループ(JPX)傘下の東京商品取引所(東商取)は19年に日本で初めて電力先物を試験上場し、22年に本上場した。
ドイツなど欧州では先物取引量が現物市場を大きく上回っている。
日本でも電力自由化の進展で市場取引の比重が高まっており、海外金融機関やトレーダーの参入が進めば売買の厚みが増し、リスク管理手段としての機能向上につながる可能性がある。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB047UT0U6A900C2000000/