【日経新聞:すかいらーく、「ガスト」や「バーミヤン」で宅配専門店 食品減税に対応】
すかいらーくホールディングス(HD)は宅配や持ち帰りに特化した「ゴーストレストラン」を開く。
2027年4月に食料品の消費税減税が始まると、店内飲食の税率は変わらないが、宅配や持ち帰りは減税対象となる。
自宅での食事が増えるとみて、需要の取りこぼしを防ぐ。
ゴーストレストランは店内飲食スペースを持たないのが特徴。すかいらーくは「ガスト」や「バーミヤン」などのメニューを一度に注文できるような仕組みで運営する予定だ。
東京都を皮切りに、首都圏や都市部を中心に複数店舗を出す。
ファミリー層や共働き世帯が多い地域での出店を検討している。
同社は新型コロナウイルス禍で外出が規制された21年にも、ゴーストレストランを運営していた。
新たにメニュー構成や調理機器を改善して、商品の配達時間を早める。
既存店舗でも宅配とテイクアウトの販売を強化する。
足元では既存店舗の宅配・テイクアウト比率は10〜15%程度だ。
ガストでは宅配向けに弁当の商品ラインアップを増やし、26年内にも販売を始める。
これまでは店舗のメニューを宅配商品として販売していた。
すかいらーくHDの北義昭最高財務責任者(CFO)は13日開いた決算説明会で、「外食の店内飲食が減税の対象外になっており、業界全体に大きな影響が見込まれる。減税効果で需要を喚起するために、『Go To Eat』のような食事券の発行を政府に検討してほしい」と話した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC135W70T10C26A8000000/