【投資ごっこさんの企業分析】【SHEIN(シーイン)】※アパレル企業👗です💛😊 未上場!
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《以前pick up した記事》
アパレル初!謎の1兆円未上場企業「SHEIN」の正体⬇️⬇️
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae0876264399822766c785f4ab2806d2358d3e7a
SHEINは、2008年に中国で設立された、ファストファッションブランド。
企業価値は40億元(680億円)と推定
越境ECで世界をターゲットに展開。
元々がウェブマーケティング会社ということもあり、SEOやリスティング広告、SNS広告などを積極的におこない、規模を拡大。
また、ZARAなどのファストファッションブランドとの大きな違いとして、SHEINは実店舗を構えておらず、すべてオンラインで販売をしている。
2021年、「IOSプラットフォームにおけるSHEINのアプリのダウンロード数」でアマゾンを抜き1位のECアプリとなっている。
「2021年 ブランドZ™ 中国グローバルブランドトップ50」によると、SHEINはテンセントグループを超え11位。
世界54カ国のiOSプラットフォームでのダウンロード数がトップになり、Androidプラットフォームでも13カ国で最もダウンロードされたECアプリ。
日本でも10代の若者を中心に注目を集めている❣️
しかし中国国内でも30代以上の世代にはほとんど存在を知られていないブランドである。
《特徴》
・超低価格で商品を販売
・商品サイクルの圧倒的スピード感〔スーパーファストファッション〕
・豊富な商品ラインナップ
<従来のファッションブランドのサプライチェーン>
本部(先進国が拠点):商品の企画・製造貿易部門:原材料の仕入れ海外工場:商品製造
<SHEINのファッションブランドのサプライチェーン>
商品の企画・製造から流通・販売まで、中国国内にサプライチェーンを構築。
「Google Trends Finder」を活用して、ユーザーによく検索されるアパレル関連の用語を分析し、今後流行になりそうな色、生地、デザインをAIを使って予測している。
《商品戦略》
・オンラインテスト販売
すべてをオンラインで販売行うSHEINは、オンライン通販のデータからリアルタイムで消費者のニーズを把握
・テストマーケティング
〔手順〕SHEINは顧客のニーズを正しく把握するため、すべての新しいアイテムを多人種、多民族が集まるアメリカで優先的にテスト販売を行う。
その後、消費者の新商品に対する評価によって、ヨーロッパ、オーストラリア、中東などの市場でプロモーション戦略を策定。
・小ロット生産SHEINと提携している工場は100着から受注が可能
・インフルエンサーマーケティングによるプロモーション戦略
《売上高》
2016年には10億元だった売上は、2017年に30億元、2018年に80億元となり、2019年には160億元(約3300億円)に達した。2020年は6月時点で売上高が400億元を超えて、年間では1,000億元(約1.68兆円)という試算。
〔売上高比較〕
Inditex:204億200万ユーロ(約2兆6318億円)
H&M:1870億3100万スウェーデンクローナ(約2兆2443億円)
ファーストリテイリング:2兆88億円
JAFCO AsiaやIDG Capital、Sequoia Capital、 Tiger Globalなどから投資を受けており、150億ドル以上の評価額でシリーズEラウンドの資金調達を完了した。
これまで、2013年と2015年、2018年、2019年末、そして2020年に資金調達をしており、デカコーン企業【評価額100億ドル超の巨大未上場企業】である❣️
《所感》
受注、製造から販売まで、ローコストが実現できる体制が確立されており、大きく崩れることは考えられない。
しかし、未上場株である為、未知数なところが多い。
資金調達もうまくできており、シリーズEまで進んでいることを加味すると、フライトに成功したのではないか。
中国企業なので、ECへの規制強化が出てしまうと、大混乱は避けられないが、今のところ、注目企業として追っていくことは十分面白みがある。
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