⭐️純白の雪に思う 正しい情報の大事さ⭐️
日に日に寒くなって参りましたが、体調など崩されていませんか⭐️
休憩時間に病院の屋上に登ってみると富士山が雪化粧をしていました。
夏目漱石の坊っちゃんに日本で優れているものは富士山しかないという下りがありますが、その美しさには目を見張るものがあります。
雪を見ると、10年前の福島で見た純白の雪を思い出します。
当時、駆け出しの外科医であり、東日本大震災の日も自分が執刀の手術が予定されていました。手術室でまさに麻酔のかかった患者様にメスを入れようとした瞬間、尋常でない揺れが襲い、急遽手術は中断、麻酔で動けない患者さんを背負って階段で病室までおんぶをして運びました。その時、東日本大震災の直後ですが、晴天の空から、純白の羽毛の様なふわふわとした雪が舞ったのです。その日、様々な異常現象を見た人は多いと思います。
震災を境目に全ての日常が変わってしまい、本が何冊も書ける様な体験をいたしました。今回コロナウイルス感染症が流行し辛い時も、東日本大震災の時に比べれば耐えられると逆に辛い経験が私を支えました。
命を失う危機を経験された方々は多いと思います。私が東日本大震災で学んだ教訓は本当の怖さは天災の後の人災であるという事でした。
震災の時の1つのエピソードを記したいと思います。
震災後の福島では様々な物資が枯渇しましたが、特にガソリンが不足しました。地元の人達は、医師は被災地に行って診療して欲しいという思いから、医師のみに赤い特別な札を配布し、それを見せれば優先的にガソリンスタンドで給油が得られる様にして下さいました。しかし、それを利用して放射能を恐れた医師は福島から日本各地、果ては海外にまで逃亡(避難❓)しました。科により、医師が半分にまで減少し、残った医師に重労働が課されました。人間は職によらず、所詮自分の事しか考えられない生き物なのだと思いました。
私は1年後人事移動でふるさと東京に戻される事になりましたが、周囲の人から、何故その時逃げて来なかったのかと言われました。そして東京の人達と話をするうちに、福島のメディア自体が混乱を防ぐため情報操作をされていて、真実を知らされていなかった事に気が付きました。
コロナウイルス感染症は第二次世界大戦よりも多くの死者を出しました。
例え治療薬やワクチンが開発されたとしても、世界中に大きな禍根を残し、政治的にも経済的にも、今後の我々の未来に多大な影響を及ぼすと考えられます。
日々アンテナを張り、正しい情報を収集する事を怠ってはならないと思います。
本当の闘いはこれからであると思います。
皆様から情報を提供していただきながら、これからの本当の難局を賢く乗り切りたいと思います⭐️
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