何をもってFIを達成したかどうかを判断するのかと言う問題は意外と複雑なのですが、私なりの定義としては、「過度なリスクを取らなくても、夫婦で100歳程度まで生きた場合ですら経済的には高確率で何とかなる状態」となります。従って今後も投資は続けていくわけですから、私がフルタイムの仕事をやめた場合には「泡沫個人投資家」と名乗るのが適切なのかもしれません。ただし、アクティブな投資で時間が溶けていくのはとてもFIとは言えないと私は考えているので、インデックス系の各種ETFなどで無理なく出せる税引き後年利の3%前後で生活できる状態を指します。有名な「4%ルール」は、私は若干見積もりが楽観的過ぎると思いますので、少し厳しめに設定したのですが、これが正しいかどうかは私が死ぬときに答えが出ているでしょう。
今後は、どうやって大きく減らさないか、どうやって税金を少なくするか、と言ったことが最も大きな課題になりますが、これは私の不勉強な分野でもあるので今後数年間でしっかりと納税計画も立てなければいけないと思っています。
FIは一つのマイルストーンですが、別の問題の始まりでもあるという事を徐々に実感しています。