相場の分析と環境認識 5/17
中国小売売上高やニューヨーク連銀製造業景気指数が予想より大幅に悪化したことで市場は振れる場面もあったが全体的に方向感のない相場であった。米金利のボラティリティが落ち着いてきて上値が重くなってきたことで米株の下落も落ちついてきた。本日は米小売売上高やFRB議長発言、ラガルド総裁発言があるので注目したい。FRB議長発言後に3980ドルをキープしていればS&P500を買ってみてもいいかと思っている。3870ドルの節目をタッチして3980ドルの節目を超えて安定ている。次の節目の4100ドル辺りを目標とする。損切は3970ドルを日足で割り込んだらする。金利上昇分の織り込みは一旦終わりと見たい。トレンド自体は下落トレンドなのであまり損切はしっかりとしたい。
コモディティ全体もややリスクオンの流れに乗って上昇している。原油は底堅いチャート形状でWTIは114.9ドルまで上げてきた。115~117ドルはレジスタンスラインとして意識されているのでここを抜けるか注目したい。原油価格の上昇に伴い石油関連株相場を引っ張ていた。まだまだ原油高は継続と見たい。大きく押してくれば買う方針に変わりはない。
貴金属は金先物以外はチャートが完全に崩れてしまった。移動平均線も綺麗に下落方向に向いているのでロングはしたくない。移動平均線との乖離も大きいとでショートでも乗りたくないので静観だ。金先物は200日移動平均線の1840ドルを超えたあとの押し目で割らなければロングで乗りたいと考えている。1840ドルを超えるかに注目したい。
仮想通貨はBTCが3万ドルETHは2000ドルのキリ番でレンジ相場が続いている。株価が安定し始めたので仮想通貨も安定してきた。長期は買い短期は保留だ。
株や仮想通貨、金先物の動きは結局インフレ次第だろう、今の水準の金利は織り込んだと見たいインフレが悪化したり予想以上に長期化するとなると金利の上昇織り込みが進んで、もう一段落ちることは十分にありえるが、短いスパンで買い向かうのも分があると思っている。
最近は欧州圏内でユーロ安に対しての懸念の声が上がっている。ユーロはエネルギー資源問題を抱えていながら経済的に脆弱な国が多く、地政学リスクが伴っていたので安易な利上げが出来なかった。そこを狙われて売られ続けた結果1.035ドルまで下落し、パリティすら囁かれるようになった。
18日にはHICPがある。予想より大きく上げてくるなら欧州通貨の反転上昇に注意したい。
為替はクロス円は押し目買い、ドルストレートは戻り売りを考えている。
ポンド円は158.3ドル辺りまで落ちてくればロング、ユーロドルは1.058ドルまで上げてくればショートが狙い目だと思っている。豪ドルは中国リスクに振り回されて難しいので保留にしたい。
ドル円が129円台をキープできるかに引き続き注目したい。ドル円が崩れれば上記のねらい目も危険になる。
【雑談】
最近は難しい相場が続いておりますね。指標や金利に振り回される事が多いので資金管理には十分気を付けたいですね。