【赤チンの製造中止〜ケガへの対応】
こんばんは♪
明日はお休みですね☺️ 私はそろそろ確定申告をしようと思っています💦 みなさんは休日どのように過ごされますか?😄
今回は「赤チン」の話から「ケガへの対応」についての話をさせていただきます。最後まで読んでいただけると嬉しいです♪
◇◆赤チンの話◇◆
そもそも「赤チン」って何?ってなる方、特にお若い方でしたら多いと思います。
「赤チン」は傷口につける消毒液の通称で、正式名称はマーキュロクロム液といいます。
戦後の日本ではかなりメジャーだったようで保健室や各ご家庭には必ずというくらいにある常備薬で、「傷ができたらとりあえず赤チン」のような感じで使われていました。
ちなみに私は漫画 西岸良平作「三丁目の夕日」でよく登場していたので知りました。映画化もされましたね。個人的には最近の作品よりも、初期の独特な絵のタッチや哀愁感、ゾッとするようなSFなどの方が好きです(他の短編集など含めて)。もし彼の作品を読んだことのない方は、これを機にぜひ☺️
「三丁目の夕日」西岸良平 著
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さて、赤チン以前は通称ヨーチンと呼ばれる消毒液が主流でした。しかしながらアルコール成分が入っているため傷口への刺激が強く、塗ると痛いため子供たちからの評判はあまりよくなかったようです。赤チンはこの問題が解決され、広く使われるようになったようです。
しかしながら赤チンという通称が示すように液体が赤く、服につくなどの問題がありました。その後、現在でもあるマキロンなどの色のつかない・痛みもない消毒液が開発され、赤チンの人気は下火になりました。
そしてもう一つ、赤チンには問題がありました。水俣病で全国的に認知された「水銀」の健康被害ですが、実は赤チンはその原料の製造過程で水銀を使っていました。国際的にも水銀の使用に制限がかかるようになりました。今では水銀の温度計や血圧計を見ることもありませんよね。このような背景もあり、赤チンを製造するメーカーは最盛期には60社以上あったということですが、2020年12月に最後まで製造を続けていた三栄製薬が製造を中止してその歴史に幕を下ろしました。
◇◆傷に対する対応◇◆
透明で刺激の少ない消毒液が主流になって半世紀が経過しました。
ケガをしたらまずこの消毒液を塗るという方も多いと思います。
ところで、こういうことを聞いたことはないでしょうか。
怪我をしたときに「消毒液は塗らない方がいい」とか「塞いだらダメ!」とか、逆に「保湿のために塞いだ方がいい」とか、、、本当にどっちだよ!っていうような意見があります。
これらに関して、出どころもしっかりしていて、分かりやすそうなサイトがありましたのでご紹介します。
◉日本創傷外科学会HP
👉
https://www.jsswc.or.jp/general/index.html
こちらに熱傷なども含めていろんな傷口に対しての対応・考え方が書かれていますので、お時間のある時に読んでいただければと思います。
「傷口は清潔に保つ」、これは揺るぎない考え方です。
傷をされたらまずは流水でしっかりと流しましょう。消毒液は二の次です。また、絆創膏などで傷口を塞いでもいいですが、しっかりと洗えていることが大前提です。汚染された状態で塞ぐのはとても危険です。この判断ができない場合は塞がない方が無難ですし、やはりまずは流水でしっかり清潔にしましょう。
また、顔の傷などなるべく跡が残らないようにしたいと思われるのでしたら、小さめの傷でも専門家(形成外科や皮膚科など)を受診されるのが良いと思います。しっかりと清潔にして湿潤にすることで綺麗に治る確率が高くなりますが、それはやはり専門医に診てもらうのが一番です。
なお、傷の中まで汚染されている、出血が止まらない、範囲が広い、傷が深いなどの場合は、ご家庭での対応は困難です。無理せず、お近くの病院に受診しましょう。
ということで、今回は赤チンの話から傷の話までさせていただきました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます♪
#怪我 #赤チン #創傷 #内科医父さん