【病院の待ち時間はなぜ長いのか, 外来が遅れる原因4選】
PostPrimeのみなさん、こんばんは♪
暑いが続きますが、熱中症・夏バテ対策をしっかりお過ごしください♪
さて、今日は記事の紹介です。
👉
https://news.yahoo.co.jp/articles/41c6578f25982add17cb2edef7fd6d2bf8213fd8
なぜ病院の待ち時間は長いのか、という記事です。
この記事の結論としては、患者側の大病院志向にあるという感じです。もちろん、それもあるとは思いますが、それだけの話でもないだろう…ということで、普段、待たせてしまっている側の立場で、あくまで私の場合ではありますが、外来診察室の中で何をしているかを書いていきたいと思います💦 最後まで読んでいただけると嬉しいです☺️
朝、外来診察室につきます。
今日予約の人のリストが電子カルテ上、あるいは紙で準備されています。それを見ながら今日はどんなペースで外来を進めていくかを考えます。
予約の方は基本的に状態もある程度わかっていて、落ち着かれている方も多いので、検査がある人は検査結果を待ってお呼びしていきます。検査に異常がなかったり、体調に特段の変わりがなければ予定通りに、ほとんど時間通りに外来は進行していきます。
外来が予定よりも遅れてしまう場合は、
①予約の方が予想外に体調が悪かったり、検査で異常があった場合
②新しい患者さんがたくさん来られる場合
③救急車がくる場合
④入院患者さんが急変した場合
この4つが理由となることが多いです。
①例えば、毎年ルーチンでおこなっていた胃カメラで胃がんが偶然みつかった、みたいなケースです。
”がんの告知”というのは、かなりしっかりと準備をして行います。
医学的により詰めていく検査は何かを考え、場合によっては他の科の先生と相談をすることもあります。この医師同士の相談にも結構時間がかかることがあります。
伝え方や伝える状況はかなり大切で、相手の表情や声、理解度などを見つつ、その人に合った話をしていきますし、当然時間もかけます。
※もちろん、検査結果がわかったその日に告知までする場合ばかりではないです。
②新しい医者にかかる時、患者さん側からすると、どんな医者が対応するのか少し緊張しますよね。
これは医者も同じで、初めてお会いする患者さんがどんな人かは多少なりと意識します。患者さんに書いてもらった問診票を読んで、何が不安で・何に困って来られていて、何を求めているかを考えます。
患者さんによっては「熱が出た」という症状一つでも、「会社から言われたから、コロナの検査だけして欲しい」という方や「熱冷ましをくれたらそれでいい」という方、「不安だからしっかり調べて欲しい」という方、「一人暮らしで不安だから入院させて欲しい」という方、本当に色々です。
何を求めているか直接的に言うことのできる方もいれば、言えない方もいます。そんな方々の言外の希望を察しながら診療を進めていくので、やはりかかりつけの方と比べれば時間がかかってしまいます。
また、これまでの情報、大きな病気をしたことがあるかどうかやアレルギーなどの基本情報ですが、こういったことの確認にも時間がかかります。
③比較的規模の小さい病院では救急車をみる医者と外来をする医者が同じことも珍しくありません。救急車で乗ってくる = 重症 というわけではないのですが、まずは行ってみないと状況もわかりません。救急隊からの申し送りを聞いて患者さんを診察し、必要な指示を出したり場合によっては処置を始めます。どうしても外来が一時中断してしまう形になってしまいます。
④外来をしている医者が入院患者も並行している場合が多いです。
先ほどの救急車の話とも関わりますが、医者は緊急の方を一番に優先します。入院患者さんであれ、外来の方であれ、緊急で対応が必要な方がいれば、その方を優先します。
外来と入院、物理的に場所が離れているケースが多く、電話で済む程度のことであればよいですが、そうでもない場合はまずそこに行って状況の確認や指示を出しますので、その間は外来が止まってしまいます。
ということで、今回は言い訳のような記事になりました笑
そんなことしてるんだなぁという感じに思っていただければ幸いです😊
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
#内科医父さん #外来