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【解答解説・正しい数字の使い方】この記事は、昨日の問題の答えになります。自分で考えてから答えを見たい方は、先に【問題・正しい数字の使い方】をご覧ください。 ***再掲************ 次のうち、数字の使い方がおかしいものはどれでしょう?? (1)「ここ最近の平均気温が、10℃から20℃へ2倍になり、夏を感じるね。」 (2)「昨日の地震は震度3あった。今日はなんと、震度6強の地震があった。2倍も強い地震がきて、お皿も何枚か割れてしまったよ。」 (3)「彼の身長は、私の身長の1.2倍ある。」 ***************** 【解答】 答え(おかしいもの)は、(1)と(2)でした!!! コメントくださったエクトルさん、小出さん、カプチーノさんありがとうございました!大正解です!! 【解説】 数字・ことばには、大きく4種類あるといわれています。今回の問題の答えは、それぞれが「どんな種類の尺度」なのかを知ることで理解できるでしょう。 (ちなみに、4種類のうち「倍数表現」を使えるのは最後の一つだけです。) ・名義尺度:名称によって「区別を行うためのものです。 たとえば、男=0、女=1のように数字を与える場合があります。日常的にはあまり使わないかもしれませんが、統計学では「ダミー変数」という名前で、0と1の数字を与えることがありますね。 また、数字ではないですが、「A社、B社、、」といった表現も名義尺度です。 ※なお、名義尺度のうち、優劣・上下があるものは次の順序尺度にグレードアップします。 ・順序尺度:順序を表す数字、文字です。 たとえば、「1位、2位、3位、、」や「A+、A、B+、B、、」などでしょうか。 また、問題にある「震度」も、これに該当しますね。 ※なお、順序尺度のうち、等間隔であるものは次の間隔尺度にグレードアップします。 ・間隔尺度:値の間隔が「等間隔」であるものを指します。かけ算、割り算が使えないことも大きな特徴です。 たとえば、「温度が何倍」みたいな表現は不適切ですよね。これは、「差・間隔」に意味はあっても、比例の意味は持っていないためです。 ※なお、間隔尺度のうち、比例の関係(「ゼロ」が「無」という意味を持っているとき)であるものは次の比例尺度にグレードアップします。 ・比例尺度:「ゼロ」が「無」という意味を持っていて、比例的な尺度のことを指します。比例尺度では、「何倍」という表現も使うことができます。 たとえば、売上高があります。売上高「ゼロ」というのは、売上がないことを指しますね。また、売上が2倍、3倍というのもおかしくありませんよね。 【こばなし】 ことば、数字における尺度には、4種類の区分があります。そして、「※」のところをたどるとわかるかもしれませんが、これらの4つにはレベルがあります。条件を満たすごとに上の尺度の仲間入りができるのですね。  名義尺度 < 順序尺度 < 間隔尺度 < 比例尺度 (↑こんなイメージですね。) これらのランクのことを、「情報の質」と表現することもあります。全ての会社の売上高がわかれば、その差(間隔)も、順位も、区別もわかりますよね。しかし、売上高の差(間隔)や順位がわかったところで、売上高そのものを求めることはできませんね。 よって、情報収集では、より質の高い「比例尺度」が好まれるのです。 それでは、よい一日をお過ごしくださいね~~ 【注】 それぞれ、わかりやすさを重視してかなり簡単な表現をしてみましたが、厳密な定義は少し違います。ご了承ください。
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