https://forbesjapan.com/articles/detail/82845
直近で今回と同じことがありました:
DOGE就任前290ドルPER170、DOGE就任後488ドルPER294、DOGE退任220ドルPER130に撃沈。
そして、今回、無人ロボタクシー成功との報道、426ドルPER240。他のマグニフィセント・セブンのPERの4倍の超割高。
今回のテスラ暴落のトリガーは、
「テスラとマスク「自動運転の誇大広告」が訴訟に発展、競合ウェイモに遅れを取る現実」
「テキサス州で提起された過失致死訴訟によると、あるテスラ・サイバートラックの所有者が、車両が摂氏2,760度の火災で爆発した後、生きたまま焼かれて死亡した。」
(URL略)
泣きっ面に蜂、テキサス州は、テスラの偽装無人運転を禁止の決定、テスラの敗訴は確定的。
原告はテスラの偽装無人運転を指弾、それを契機に投資家はテスラを失望売り、ハゲタカのような空売り勢は今回もテスラを貪り喰い致命傷を与えるでしょう。
直前の投稿にありますように、既にテキサス州は9月1日にテスラの偽装無人運転を禁止しています。10月1日のネバダ州の新法発効でネバダ州もテスラの無人運転を禁止するのも当然の成り行きです。
自動運転に関する規制が厳しい加州サンフランシスコでは、Waymoが完全自律型ロボタクシーの商業運行を進める一方で、テスラは依然として運転席に人間が座る従来型のタクシー業務。
一方、米国の規制当局や連邦機関は、テスラを「業界のはみ出し者」「基本的な問題あり」と結論。レベル2の競合他社と比しても技術的に劣っていると判定。
この技術的停滞は、マスク氏によるセンサー削除の決断。レーダーや超音波センサーを排除、カメラ映像のみで周囲を認識する「Tesla Vision」への移行は、中国勢との価格競争に勝つためのコスト削減策。その結果、安全性や認識精度が低下、社内エンジニアの警告も無視。
さらに問題なのは、企業統治の脆弱さ。取締役会はマスク氏に極めて高額な報酬パッケージを提示、その内容は株主価値よりもCEOの意向を優先する姿勢を露呈。取締役がマスク氏の「ご機嫌取り」に終始する痴態は、企業統治能力の欠如を示すもの。
私がイーロン・マスク氏やテスラに対して不信感を覚える最大の理由は、イーロン・マスク氏が関与する全ての企業は
「不正に次ぐ不正を繰り返すブラック企業である」
ということです。
これを多くの日本人投資家に啓蒙するために、その一部始終をまとめましたのが最初の投稿です。
イーロン・マスク氏は、カルフォルニア州でも無人ロボタクシー事業を始めると、嘯いていますが、同州の「公文書」から、テスラは現段階では無人ロボタクシーを商用化できないことは確定しています。
カルフォルニア州のDMVが、テスラに対して、自動運転レベル4相当の
「無人でタクシー事業を商用化する」資格を承認
しなければ、無人タクシー業を商用化できないのです。
イーロン・マスクを誇大視する投資家は、マスクから金を毟り取ることが目的です。
実際、テスラの取締役は、イーロン・マスクが機嫌を損なうからと、一緒にシャブを吸う痴態です:
「イーロン・マスク氏、テスラの一部取締役と共に違法薬物使用-報道」
(URL略)
こののように、イーロン・マスクを誇大視する投資家は、マスクから金を毟り取ることが目的です。彼らがテスラ株を高騰させているのです。その典型が、モルガンSやキャッシー・ウッド率いるARKです。
実際、
2023年9月、モルガンSはテスラのスーパーコンピューター「Dojo」に期待し、目標株価を250ドル → 400ドルに引き上げ。その根拠は「DojoがAWSのような収益源になる」「自動運転データの独占が競合を凌駕する」という仮説であり、さらに「Dojoがテスラの時価総額を5,000億ドル押し上げる」との観測でした。
しかし、2025年現在、テスラはDojoを撤廃し、再びNVIDIAのH100クラスタに依存。つまり、モルガンSの100ページ超のレポートの根幹が完全崩壊。
しかし、モルガンSはテスラの目標株価400ドルを維持し、Dojo撤退の影響なしと見立てる。翻って、AI関連事業のOptimusやxAIとのシナジーに移行。
モルガンSは「Dojoによるデータ独占による競合支配」が崩壊しても、目標株価を下げません。これを、マスク氏の妄想を真に受けて熱狂する狂信的なテスラ支持者の典型的な行動様式と言えます。
ゴールドラッシュ時代、実際に金を掘り当てた人よりも、ツルハシやシャベルを売った業者の方が安定して儲けたという逸話があります。これは投資の世界でもよく引用される教訓で、「資源そのものよりも、それを支えるインフラやツールに注目すべき」という考え方です。
この視点をEV業界に当てはめるなら、数あるEVメーカーの中でTeslaよりも、NVIDIA GPUやDRIVE を供給するNVIDIAの方が、より安定した収益を得られる可能性が高いと考えるのが自然です。なぜなら、NVIDIA GPUやDRIVEは複数のメーカーに採用される汎用性があり、特定のブランドに依存しないからです。
一方で、イーロン・マスク関連銘柄にこだわるのであれば、最も将来性があるのはStarlinkです。世界規模の衛星通信インフラとして急成長しており、2025年時点で600万人以上の加入者を抱え、収益は100億ドルを超える見込みです。
したがって、Starlinkの上場に向けて最も利益を得る企業や関連銘柄に先回りして仕込んでおくこと方がずっと賢明です。
イーロン・マスク氏が関与する事業xAIやOptimusがどんなに儲けようとも、NvidiaのGPUを利用するのですから、Nvidia の業績に大きく寄与します。(ツルハシとシャベルの原理)
実際、
【xAI】
・xAIはNVIDIA H100 約20万基導入済み
・学習・推論において、NVIDIAのエコシステムが不可欠
【Optimus】
・NVIDIA H100/H200 → Blackwell世代へ移行中
・一部はエッジ最適化されるが、学習は完全にNVIDIA依存
最も有望なマスク氏の事業は、Starlinkです。
Starlinkの発展があれば、インターネットの利用できない世界約38%の約34億人に、衛星経由のネット通信で、教育・医療・金融・行政へのアクセスが可能になるばかりか、学歴や地理に左右されない“国際水準の学習環境”を届けることができます。
Starlink関連銘柄の一つのSATS(EchoStar)は、ここ1週間で株価は3倍に到達。
材料は、
・AT&Tとの230億ドルの周波数売却契約
・StarlinkがSATSから170億ドルの周波数ライセンス買収
です。
ちなみに、今後IPO予定のStarlinkとテスラは別会社ですから、テスラの収益に貢献しません。