《投資初心者のつぶやき》
23.今を生きることの弊害
過去の投稿(20, 21)で「今を生きる」をテーマに今この瞬間を全力で生きるということの大切さを書きましたが、今日はそこからは少し矛盾する話をします。
「今を生きる」ことは人生においてとても大切なことです。
ですが「今」だけに固執しすぎると少しおかしいことになってくることがあります。
「今がよければ全てよし」
という考え方は極端な方向に振れると
「今さえよければ後はどうでもいい」
という考え方になってしまう恐れがあります。
わかりやすい例としては
給料日にお金を全部使ってしまう
欲に負けて暴飲暴食してしまう
その場凌ぎの計画を立ててしまう
未来のことを考えずに環境を破壊してしまう
未来をしっかりと見据えていれば防げたであろう問題を、人間は随分と長い間繰り返してきたように思います。
「夜と霧」という本をご存知でしょうか。
これはナチスドイツのアウシュヴィッツ収容所の生き残りの方が書かれた本で、その時の悲惨な状況などが鮮明に書かれています。
その中でとても印象に残るシーンがあります。
収容者はとても過酷な労働の中で1日にほんの少しのパンしか与えられません。
ほとんどの収容者はそのわずかなパンをポケットに忍ばせ、明日を生きるためにそのパンを残しておきます。
その明日にパンを残すという行為ができなくなり、その日の内にパンを食べきってしまった人は、数日後にみんな亡くなったと書かれています。
筆者いわく、あの過酷な環境では明日を目指せなくなったものは、命を明日に繋ぐことから脱落していったと。
これは極端な例で実際にこんな状況になることは滅多にないと思いますが、明日も生きるために「今」を懸命に生きる、この感覚も大切なのでしょう。
今を満たすことだけにとらわれると逆に大切なものが見えなくなることもある。
明日も胸を張っていきるため、
輝かしい未来を紡ぐため、
バトンを繋いでいくため、
そのために今日を必死に、一生懸命に生きる。
種籾を必死に守ろうとした老人の
「今日より、、明日なんじゃ。」
この言葉に込められた意味を知るとき、人類により輝かしい未来が訪れるのかもしれない。
知らんけど。
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