ホラー映画鑑賞②「アクアスラッシュ(Aquaslash)」
アマゾンプライムの「あなたにおすすめ」で観た、ホラー映画の感想2本目です。
(残酷シーンが見せ場の映画なので、そういう話が嫌な方は絶対読まないでください!)
「アクアスラッシュ」
まさにパッケージ見たまんま。
ウォータースライダーに刃物が仕掛けてあって、そこに人が流れてきて大惨事、という映画です。
70分くらいしかない映画ですが、見せ場の刃物スライダーで大虐殺のシーンは、どう考えても10分から15分くらいと予想できるので、1時間くらいはグダグダだろうと思っていましたが…
一応キャラクター同士のもめ事などを絡め、誰が刃物を仕掛けるのか、目的は何なのか等、犯人探しをしながら飽きずに見れました。
そしていよいよ物語の見せ場!ウォータースライダーをいかに早く滑り降りるかを競う、公園の恒例イベントが行われる日が来ます。
巨大なウォータースライダーの途中には、既に切れ味鋭い刃物が仕掛けられていて、この後どういう展開になるのかは見なくても大体予想できそうなハイライト。
ウォータースライダーを滑る若者たちが、まさに流れ作業のように次々と痛快にバラバラに切り刻まれていくんだろうと思いながら見ていたわけですが…
まさかの見せ場に待っていたのは痛快残虐バラバラシーンではなく、ものすごく地味に嫌な凄惨シーンでした…
三人一組チームで競うイベントなんですが、最初に刃物に直撃する先頭の一人目こそは、想像通りのバラバラに刻まれますが、二人目は刃物に当たるスピードが落ちたためにスパッとはいきません。
三人目に至ってはほぼ無傷で生きているんですが、そこへ次の犠牲者が後ろからドンドン流れてきて、刃物に押し込まれて切断されていくという”ところてん”状態。
刃物が仕掛けられたスライダーは一台だけのため、犠牲者の数は思ったよりも少なく、大勢の若者がどんどん切り刻まれる、という感じではなかったんですが、凄惨なシーンの見せ方は想像以上に嫌な感じで、ちょっと予想を裏切られました。
久々にこういう直球に残酷シーンを見せるためだけのホラー映画を観た気がするなあ。この残酷シーンが目当て、という人にはここだけで充分お勧めかもしれません。