「投資って、ゼロサムゲーム?」
先日、友人から「結局、投資ってゼロサムゲームなんでしょ?」と言われた。
確かに、株式は売り手と買い手がマッチングして、売買が成立する。この部分はゼロサムだ。
株の買い時、売り時を毎日チェックしている自分は、投資家というより、ギャンブルをやっている感覚だよなぁ。
短期間で売り買いするのって、例えば麻雀と何が違うんだろう?
麻雀は、プレイを楽しむという部分を取り除くと、勝ち負けという結果が残る。
誰かが勝ってお金を受け取り、誰かが負けてお金を支払う。
雀荘に払う場代を除けばゼロサムだ。(雀荘に払うお金を算入するとマイナスサムだね)
株式投資は、株式会社が種銭をもとに事業を行い、利益を創出する。
そして、得られた利益は、様々なカタチで株主に還元する。
利益を創出するには時間もかかるし、株式会社はゆっくりと成長する。それを待ってあげるくらい長期で保有したら、
「投資はプラスサムだよっ!」
って言えるのかな? 短期と長期の境目って、何カ月ぐらいなんだろうね?
「ゼロサムゲーム?」の響きが、「お前、ギャンブルに嵌ってんの?」って聞こえたから、一瞬、「うっ」と詰まったのかも。
というか、「ゼロサムでもプラスサムでも どっちでもいいじゃん!」かな。同じように、「投機と投資は・・・」とか、ちょっと頭がこんがらがる。
投資初心者のσ(・_・)は、自分の気持ちと折り合いをつけるのに、もう少し時間がかかりそうだ。