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2022年03月19日
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エゼキエル戦争の預言3  前回までの1と2では、聖書で預言されている、世の終わりの時代にロシアがイスラエルに仕掛けるエゼキエル戦争と呼ばれる戦争について語る前の大切な前置きをお話ししました。いよいよこれからの投稿では、そのエゼキエル戦争について、聖書から詳細に見ていきたいと思います。  旧約聖書の中の一つの書であるエゼキエル書の38章では、終末の時代に、ロシアに独裁者が起こされることが記されています。エゼキエルというのは、実は今から2600年前に生きた人です。“エゼキ”というのは「強められる」、“エル”というのは、「神様によって強められた人」という意味で、エゼキエルは当時の祭司でした。そして、神様から預言の霊をいただいて、エゼキエル書という預言の書を記しました。2600年前、イスラエルの南ユダ王国が捕囚として引かれていく時代で、遠い遠い昔です。そのような時に記されたのが、エゼキエル書です。そして、そこに記されている表現は、古い2600年前の土地の名前なので、そこは解説を加えながら見ていく必要があります。これから、少しずつ見ていきたいと思います。まず、1節をお読みします。 ●次のような主のことばが私にあった。 エゼキエル書 38章1節 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会  これは、エゼキエルに神様の言葉が語られたということです。 ●「人の子よ。メシェクとトバルの大首長である、マゴグの地のゴグに顔を向け、彼に預言せよ。 エゼキエル書 38章2節 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会  「人の子よ」とは、「エゼキエルよ」ということです。続く箇所で「メシェクとトバルの大首長である、マゴグの地のゴグに顔を向け、彼に預言せよ」とあります。これはおそらくですが、「メシェク」というのは今のモスクワで、「トバル」はシベリア地方の都市ではないか、と言われています。そこの「大首長である、マゴグの地」というのは、今のロシアです。ロシアの地の「ゴグに顔を向け、彼に預言せよ」とありますが、「ゴグ」というのは英語ではタイトルのことです。日本で言うと首相、昔で言うと征夷大将軍とか、王とかと同じ呼び方です。そういったゴグと呼ばれる独裁者がロシアに現れるということなのです。そして、ロシアの独裁者に預言せよ、と神様はエゼキエルに言われました。 ●『神である主はこう言われる。メシェクとトバルの大首長であるゴグよ。今、わたしはおまえを敵とする。 エゼキエル書 38章3節 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会  「メシェクとトバルの大首長であるゴグよ」と言うのは、ロシアの国をおさめている独裁者のゴグよ、ということです。「わたしはおまえを敵とする」と、言われています。そして4節では次のように記されています。 ●わたしはおまえを引き回し、おまえのあごに鉤をかけ、おまえと、おまえの全軍勢を出陣させる。それはみな完全に武装した馬や騎兵、大盾と盾を持ち、みな剣を取る大集団だ。 エゼキエル書 38章4節 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会  これは2600年前に記された聖書の言葉で、当時は戦車も銃もミサイルもないですから、遠い先について幻で見たエゼキエルは、「馬や騎兵、大盾と盾、剣」と表現しています。ここで彼が何を言いたいのかと言うと、完全に武装した大集団が、ロシアの独裁者であるゴグに率いられて出陣しようとしているということです。そしてここでは、出陣の主導権を取られたのは神様だ、と言っているのです。ですから、ゴグと呼ばれるロシアの独裁者を出陣させるのは神様なのです。  このゴグが、プーチン大統領かどうかはわかりません。ただ、プーチン大統領は憲法を改正して、2036年、すなわち自分が83歳になるまでロシアの大統領に留まることを可能にしたそうです。ですから、もしかするとプーチン大統領かもしれません。しかし、色々な情報を読むと、プーチン大統領には四人の側近がいて、そのうちの一人の後継者と目されている人はすごく残忍な人で、ウクライナの侵略を主導している人だそうです。もしかしたらその後継者かもしれませんし、わからないですけれども、ともかく終わりの時代にロシアの独裁者を神様は出陣させるということです。 続く #戦争 #ロシア #ウクライナ情勢 #イスラエル #聖書 #キリスト教
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