■金融庁のプログレスレポートは惜しかった(解決策が的外れ)
https://www.fsa.go.jp/policy/pjlamc/20250627/20250627.html
2025年6月27日に金融庁から「資産運用サービスの高度化に向けたプログレスレポート2025」が公表されました。
内容はとても力作で、国民の資産形成に資する運用ビジネスや企業年金(DB・DC)、iDeCoなどについて多角的に分析され、課題も的確にとらえられていました。
一方で、金融庁だけに、課題をなんでも金融機関に解決させるのはちょっと無理があるかな、、、と感じました。
DC(企業型確定拠出年金)であれば、運営管理機関(口座を管理している金融機関)は赤字だから(手数料を社員に押し付けてくるのが問題)、『運営管理機関から「手数料多めに払ってくれ」と企業に言う、、、』とか「商売したことあるんですか?」と突っ込みを入れたくなる感じです。
DCを社員の福利厚生として実施している企業の経営陣・人事部のアタマの中を変えないと(もっと税金とかでインセンティブを与えないと)、永遠に変わらない気がします。
我々、労働者側からも『「従業員のため」みたいに言いながら我々から搾取するな(自分達は手数料を払わず従業員に払わせるな)』と会社に言わないといけないですね。
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