約70%大暴落、今後この製薬会社はどうなる??ロシュ/アテアの薬について解説します。
残念なニュースです。Atea Pharmaceuticals開発の(スイス製薬大手ロシュと共同開発、中外製薬が日本での導入を目指していた)コロナ経口治療薬の治験結果があまりよくありませんでした。軽・中等症のコロナ患者には効果は見られなかったものの、基礎疾患がありの高リスク患者らには一定の効果があったようです。しかし既にMerckの薬が良好な結果を示していることもあり、Atea社の株価は昨日大大大暴落です。
Atea社のAT-527は、Merck社のものと同様のウイルス RNA ポリメラーゼ阻害薬タイプです。ウイルスの遺伝情報であるRNAの合成を邪魔するタイプの薬です。アビガンやレムデシビルもこのタイプです。
AT-527は実は更に二つ目の機能がありまして、ヌクレオチジル転移酵素の阻害も行えます。ここが他社製品との違いで期待を持たれていたのですが、この二刀流がコロナには通用せずのようです。たぶん一つ目の作用が弱かったんじゃないかなあ・・・。
Atea社はこの他にも、C型肝炎ウイルスやデング熱の治療薬の治験も進めており現在第一相試験中です。これもライバルが多く厳しい戦いになりそうです。
参照元
https://ateapharma.com/
https://news.yahoo.co.jp/articles/5378ebeda6283c502941c0b075b667d8e8af608e