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元豆腐屋、今医療系勤務
健康な人を新型コロナウイルスに感染させる実験で分かったこと 「原文Nature ダイジェスト Vol. 19 No. 4 | doi : 10.1038/ndigest.2022.220422」 で詳細参照できます ・ヒトチャレンジ試験は英国で実施され、健康な18歳以上30歳未満の34人が参加した。この若者を新型コロナウイルス(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2;SARS-CoV-2)に意図的に曝露して感染させる、世界初の「ヒトチャレンジ試験(human-challenge study)」が報告された。 ⇒・結果この試験では、感染したのは半数だけであり、感染したとしても軽症にとどまっていたことが分かった。*試験結果は2022年2月1日にプレプリントサーバーResearch Squareに投稿された ・ヒトチャレンジ試験は、インフルエンザやマラリアなどの感染症の研究のために数十年も前から実施されてきた。COVID-19のパンデミック(世界的大流行)の初期にも、一部の研究者は、ワクチンの開発を加速させるためにSARS-CoV-2のヒトチャレンジ試験を行うことに賛成していた。一方で、ウイルスについて明らかになっていることが少な過ぎ、有効な治療法もほとんどない段階であったため、ヒトチャレンジ試験を行うのは危険過ぎて受け入れられないとする意見もあった。 ・感染手段は、2020年初頭に英国で流行していたSARS-CoV-2のウイルス株を、ごく低用量(鼻汁1滴に含まれるウイルス量にほぼ等しい量)を投与された。 ・感染が成立した後、平均すると、曝露後2日以内に最初の症状が現れ、高感度のPCR検査で陽性と判定された。実世界の疫学研究では、人々がウイルスに曝露したと推定される時期から発症するまでの「潜伏期間」が5日前後と報告されていたが、この試験では、それよりもかなり短い期間で発症するという結果になった。ウイルス量が高い状態は平均9日間、最大で12日間続いた。 ・最も一般的な症状は、咽頭痛、鼻水、くしゃみなど、他の呼吸器感染症でよく見られるものだった。Catchpoleによると、発熱はあまり見られず、COVID-19の特徴とされてきた持続的な咳が見られた参加者は、1人もいなかったという。COVID-19のもう1つの特徴である嗅覚・味覚障害は、程度の差こそあれ、感染した参加者の70%前後に見られた。こうした異常は、5人の参加者では6カ月以上、1人の参加者では9カ月以上も持続した。一部の参加者は、症状は全く出なかったものの、その上気道のウイルス量は有症状者と同程度で、感染期間も同程度であった。 ⇒感染しなかった過半数者は、自己免疫系がウィルスと活発に戦ったと考えられるので、体調管理の大切さが証明された形になる。 ⇒納豆食べて腸活しましょう^^
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