✅シェア希望投稿!! 1979年の第2次オイルショックのハイパーインフレを収束させた、ポール・ボルカーFRB議長の手法を現在と対比させ、2022年後半を紐解く、じっちゃまならではの解説。とても腑に落ちましたので、要旨を付記し投稿。
ウォール街でもっとも尊敬されているポール・ボルカーFRB議長。FRBの信頼を取り戻した人。
第2次オイルショックでハイパーインフレが1979年に起こった際、10月6日に緊急ミーティングを開き、政策金利を市場に任せることで、引き上げ、インフレを収束させた。
当時のインフレ率は12.1%。政策金利は13.8%であった。その時のミーティングでFFレートのターゲットは『もう決めない!』と発言。
結果、6カ月後にFFレートは17.6%、インフレ率14.6%となり、インフレが収束に向かう。
今と何か違う。
当時のインフレ率は12.1%。政策金利は13.8%で、政策金利が1.7%高い。これだけではインフレは収まらず。6カ月後にFFレートは17.6%、インフレ率14.6%、FFレ-ト+3%でやっとインフレが収束に向かう。
2022年1月の政策金利は0~0.25%。3月に0.25%。5月に0.5%。6月0.75%の利上げ。ここまで1.5%。
今のインフレ率は8.6%。話にならないぐらいFFレートが低い。
当時でも6カ月かかった、インフレ退治が、これで出来ると思う方がおかしい。
今の適正な金利水準は? それをR*(アールスター)…日本語で”自然利子率”(ちょうどいい湯加減の短期金利の水準のこと)。近年R*は下がってきてた。現在の多くエコノミストが考えるR*は2.5~2.8%。
何を言いたいかというと、先日FOMCで0.75%の利上げで、インフレは根絶できると考えるのが不自然。
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✅今が買い場と思い込んでるトレーダーさんへ。
インフレに対して政策金利がぜんぜん足りない。しかも、エコノミストが考えてるR*(自然利子率)2.5~2.8%にも届いていないのに、今この時点でインフレが収まる?⇒ここ大事です。
✅金利を引き締めると不況?
ほぼ必ず不況になる。理由は2つ。1つは、株式市場が高値から20%以上下落したこと…ウォール街の考え方ではベアマーケット…弱気相場入り。
もう1つは、アメリカの長短金利差はほぼゼロ。これはいずれリセッションがくることの前兆。
✅不況はいつくる?
1~2年のタイムラグ。覚悟する必要がある。
✅相場を読み解くヒント。パウエル議長の発言
いつになったら引き締めの手を緩める?と質問に対して、パウエルは『トレンドとしてインフレが鈍化してることを確認する必要がある。』すると、インフレ率が8.6→8.4%に下がってもトレンドではない。厳密な定義で言うと、少なくとも2回連続して下がらないとトレンドにはならない。3カ月連続して物価上昇が鈍化しないとパウエルは引き締めの手を緩めない。
すると7月の数字が8.6%より低くないといけない。さらに8月の数字も7月より低くないといけない。そして、9月も8月の数字よりも低くないといけない。これはかなりのヒントだと思う。
9月ならギリギリで3回のデータポイントがそろうかな~というタイミング。何を言いたいかというと、『コレで引き締めはひと段落』という安堵感が出るのは、どんなに早くても9月というタイミングにる。
株式市場の底入れは早くて9月…ふつうに考えて10月(保守的)。過去のベアマーケットは19回、平均値で高値から-37%株は下がった。すると、今S&P500は高値から-23%くらい。まだ-14%くらいのダウンサイドが残っている。
今、米ドル高になり、安心している人も多いと思うが、ドルが安全という保証はどこにもない。
詳細は下記
↓ ↓ ↓
https://youtu.be/rK9pPvL2Csg
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「以上、最低限、9-10月になってやっと底入れが見えてきて、今より、-14% S&P500が下がると考えるのが自然で、目先のマーケットの上下に一喜一憂しても意味がない。ドルコスト法の人は、そのままでよいけど、底値で株を買うのなら、もっと勉強して、上記相場を考えるのが最低限。為替も注意が必要という、私としては腑に落ちる内容でした。」
「振り返って、今日の、相場を見ると、小幅反発。円安。嬉しいけど、もっと長期で、一喜一憂せず、しっかり、向き合うことが大切。大きな下落の小反発でしかないと、思えるようになりました。流石、じっちゃま。」
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