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「リチャード・ギア」 高校生のときに「愛と青春の旅立ち」という映画が封切りされました。そのときは見にゆくことはなかったのですが後にテレビなどで再放送されたものを見たり日本語吹き替え版などを見たりしました。ちょうど、リチャード・ギアが33歳ごろの作品でした。今でも週に何度かは YouTube で、Joe Cocker & Jennifer Warnes の Up Where We Belong を聞きます。(下記動画) https://youtu.be/vVkHXGt-vzg?si=MBstFiFWYEtNPmbs 僕にとっての青春の物語であったと思います。この映画でリチャード・ギアを知ってからは彼を好ましく感じたので様々な出演映画を見ました。ですが、やはり一番感動をしたものは、この愛と青春の旅立ち(An Officer and a Gentleman)でした。Shall weダンス? をリメイクしたものも面白かったですが、やはりこれが一番良い作品であると思います。また、ハチ公物語をリメイクした「HACHI」という映画もありました。 渡米後は、愛と青春の旅立ち を色々ダウンロードして何度も見ました。英語のみのオリジナル、劇場でのものと同じ日本語字幕のみのもの、日本の企業が権利を買い取り、日本語吹き替え版のものなど。いろいろ見たのですが、オリジナルと日本語吹き替え版は音楽の入れる場所が違っており、映画最後の部分でザックがポーラを製紙工場へ迎えにゆく場面では日本語吹き替え版のほうが凄く良い感動的な出来栄えで音楽を監督演出した人の感性が良かったのだろうなと感じました。 ロケ地が住んでいる同じ州内だったこともあり、長い間一度あのモーテルにゆきたいな、と思っていたのですが何年か前に初めてゆける機会があり、シアトルから車で約3時間ほどかけてポートタウンゼントへ行ってきました。冒頭から出てくる白い建物が現存しており、そこにもゆけました。現在もFort Worden State Parkとして保存されており映画の中で出てくる景色そのままでした。下記の日本人の方のYouTube 動画で紹介されています。 https://youtu.be/uQb7_V8AW6A?si=9lnRHecSZFlH7oPw ただ映画中で見る実物の戦闘機のオブジェはなく、一面きれいな芝生の広場は同じ風景でした。この航空士官候補生学校として使われた白い建物から車で15分ほどのところに例のモーテルがあります(The Tides Inn & Suites)。撮影された部屋の部分は観光者向けに保存されていて、しっかりそのドアの前で写真を撮影しました。 https://media-cdn.tripadvisor.com/media/photo-s/02/9c/8e/81/filename-062-jpg-thumbnail0.jpg その部屋の部分以外は改装されていて、そこを含めて隣に綺麗なホテルとして現在も営業されていました。海辺に立地していて非常に眺めの良い場所でした。 https://tides-inn.com/ 部屋の中から海を見て、映画の中で流れる曲を聞いていると格別でした。映画のラストシーンは感動を呼ぶものですが、製紙会社の従業員(ほとんど女性)が立ち上がり皆で拍手を送るじゃないですか、あれが日本であればまた違った反応であったと思います。それがカルチャーの違いだな。と思います。ところで、ザックがポーラを抱いて(いだいて or Princess Carry)製紙会社を出てゆくシーンがありますが、僕も20代30代の頃はよくやりました。しかし、渡米して見渡してみると僕の背丈よりも低い女性が僕の3倍ぐらいの体重がある人を多く見て、こりゃアメリカではだめだわ。とカルチャーショックを受けました。 そういえば「プリティ・ウーマン」という映画がありました。ジュリア・ロバーツが出演しリチャード・ギアと交際してゆくストーリーですが、実際はジュリア・ロバーツのほうが20センチほど背が高いそうです。映画中では同じ背丈ぐらいに見えましたから加工しているのでしょう。それを傍証する経験が20年ほど前にありました。渡米後自分の会社を立ち上げ、少しだけ軌道に乗ってきた時、ひと月の売上が目標を達成したら、カナダにあるハリソン・ホットスプリングス(温泉)に泊まりにゆこう、というのを決めて、実行していました。 https://www.harrisonresort.com/ 温泉宿(ホテル)周りには何もなく、レストランも4軒か5軒ほどしかなかったのですが一軒日本食レストランがありました。日本人のご夫婦の経営でした。おそらく9回ほど訪れたと思いますが次第に仲良くなり、年賀状のやり取りをするまでになりました。そこの奥さんが大阪出身の人で、色々話をしました。あなたリチャード・ギアに雰囲気が似ているわね。と世辞を言われ、実は少し前にリチャード・ギアがロケの時ついでにお店に来たんよ。でもあなたよりも小さい人だったわ。とのことでした。僕は、その頃も今も身長175センチほどですから、実物のリチャード・ギアはかなり背の低い人だったのだなぁ。と思いました。女将さんが彼に、実物は映像で見るよりも小さいのですね。と不躾に言うとリチャード・ギアは、映画の中は何でもできるのですよ。と言ったそうです。 いろいろ面白いものです。今、写真とWikipedia を読んでいますが、リチャード・ギアもやや、おじいさんになってしまいました。アメリカン・ジゴロのときのような若々しさはなく、寂しいかぎりです。今、つらつらWikipedia を読んでいて、おっ、と手が止まりました。リチャード・ギアは、70歳になってから子供を作ったみたいです。現在は3人目の奥さんのようです。元気やなぁ、とため息出ました。僕は彼とは10歳以上もっと年下なので、自身を鍛えなおそうかと思います。いつまでも現役でいたいな、と加齢に(華麗に)抵抗しております。 2025年2月17日 アメリカ空売り屋 過去の雑文 「テレビを捨てることをお勧めいたします」 https://postprime.com/DTLimdyjB1u7k/posts/1368214837 「若いってXXX」 https://postprime.com/DTLimdyjB1u7k/posts/2094848324 「ロンドンからの手紙」 https://postprime.com/DTLimdyjB1u7k/posts/1337457608 「吉本新喜劇」 https://postprime.com/DTLimdyjB1u7k/posts/649728382 「大谷翔平」 https://postprime.com/DTLimdyjB1u7k/posts/1908269781 「Tulip 青春の影」 https://postprime.com/DTLimdyjB1u7k/posts/341882642 雑文を集めた 番外編集 https://amzn.to/41Lyn4n https://precious.jp/articles/-/33217
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