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ここ少し多忙により、リポートを飛ばしてしまいましたので過去にここへ書いたものを再度加筆編集してみました。

アメリカ株式徒然草、番外編「アメリカ素描・司馬遼太郎」
ここ少し多忙により、リポートを飛ばしてしまいましたので過去にここへ書いたものを再度加筆編集してみました。 アメリカ株式徒然草、番外編「アメリカ素描・司馬遼太郎」 今週の火曜日分、記録を100%飛ばしたのは1年半で二度目でして、その贖罪の意味で書いています。 アメリカに渡る前からテレビはなく、情報はもっぱらネット上か書物からが常でした。初期なのでネットと言ってもPC通信でテキストばかりのものです。今も古い動画や書物を好み、よく読んだり見たりします。かなり古い書物を読んだりするのですが、その中で書かれていることが今でも通用する事柄に注目します。つまり、現在でも通用することは、何らかの法則性があるか普遍的な法則が隠されていると読み、それを自分なりに投資や生活に役立てようとしているのです。 「アメリカ素描、司馬遼太郎著」は、1986年に出版されたものです。司馬さんが初めてアメリカを訪れたときのことを書かれたものです。霍見芳浩さんが、この著書を紹介しながらアメリカ各地を転々とするドキュメントがNHKから2003年に放映されました。下記YouTube動画で見ることができます。長いですが。 https://youtu.be/P0XDKIxuR18?si=QKBqrfj1a7VhRvk4 余談ですが、この動画の中で霍見さんがある景色をバックに語られている場所(公園)は、日本から客人が来たら僕がいつも連れてゆく場所です(Kerry Park)。 アメリカ素描の中で、投資と投機について言及されている箇所があり、僕らのおこなっていることは、投機(ちょうはん博打のようなもの)ではなく、投資であり、チャート分析やテクニカル分析などから導き出した法則をもとに個人個人が切磋琢磨しながら資産を増やしてゆこうとするものです。ただ、高橋ダンさんが言われていますように現在の半数以上の企業が、コンピューターを使った自動売買にて株式取引をおこなっており、個人投資家は厳しい状況の中で戦いをおこなっているんだな。とかなり寒さを感じます。 少し前に書いた 番外編にて、ミナミの帝王の撮影現場に遭遇したこと書きましたが、同じ ENCOUNTER として不意に思い出したのですが、昔、司馬遼太郎 氏と出会ったことがあります。 僕が25歳前後であったと思うのですが、彼女と新御堂筋を歩いていたときのことです。朝の10時ごろでした。会社街の日曜日で歩いている人もなく、早春で肌寒く、二人ともコート姿であったと思います。すると、向こうから、ゆっくりゆっくり歩いていてくる老夫婦がいて、僕はおじいさんの姿に目をとめました。長髪の髪が真っ白でメガネをかけていました。身体が悪いのか、歩みが物凄く遅いです。一度見たら忘れられない光景です。奥さんと思しき人が寄り添うようにゆっくりと歩いていました。近くまで来ると、その老人の目には生気が漲っており、ギョロリと僕の彼女を見ました。色白で美しい女の子でしたから、、、。そして、今度は僕をギョロリと見ました。そのとき、僕らの背景や人物を見透かされたような気分になりました。一瞬の出来事でしたが、様々なことを教えられたようでした。 その姿、そして特徴は忘れられないもので今でもネット上で晩年の司馬遼太郎の写真が見れます。非常に特徴のある姿でしたから瞬時にわかりました。 後で時系列を調べてみると、司馬さんが亡くなる4年から5年ほど前でした。今、考えると作家(芸術家)の目というものは凡人とは一線を画すものであったな、と悟らされました。そういうことがありました。 月日が流れ、その4年ほど経ったある日、僕は背広ネクタイ姿で車を運転し、お客さんを乗せて東大阪市内を案内していました。途中、道に迷い、車を路肩に止め、車から降りて深呼吸をしました。ひょいと後ろを振り返り、和風の門構えの家の表札を見ると「福田」と記載されていました。お客さんにここが司馬遼太郎の自宅であることを教えてもらいました。そのときは、司馬さんの亡くなる前年ぐらいでしたから現在の記念館のような洋風ではなく、和風の門構えであったと記憶しています。 今思うと不思議な縁であったと感じます。読書が好きな僕は時折、作者に会いたいな。と思うことがよくあり、念が通じたかもしれんな。と思い返します。 あとは、伊集院静 氏と大阪環状線の普通電車で出会った(見かけた)話があるのですが、このサイト(ポストプライム)の字数制限で書けません。また、次の機会に。 在阪時、伊集院静 氏は好きで著作は殆ど読んでいましたから本名も知っていて、会社からの帰宅時に電車内でつり革に掴まって立っていると斜め前に座っている彼を見つけて、思わず本名で呼びかけそうになりました。派手な女性が隣に座っていて声をかけることできませんでした(ちなみに篠ひろ子さんではなかった)。 それにしても会いたいと思う人に会えたのは男ばかりだったな。と思います。女性には、会いたいと思っても会えず、特に上で司馬さんと出会った時に付合っていた 美しい彼女は今でも夢に出てくるのですが、会えません。これは僕の普遍的な法則なのでしょうか? 2023年12月22日 2024年4月15日 加筆・更新 2025年3月1日再度編集 アメリカ空売り屋 アメリカ素描 司馬遼太郎/著 https://amzn.to/4bravFQ 過去の雑文 「リチャード・ギア」 https://postprime.com/DTLimdyjB1u7k/posts/941896138 「テレビを捨てることをお勧めいたします」 https://postprime.com/DTLimdyjB1u7k/posts/1368214837 「若いってXXX」 https://postprime.com/DTLimdyjB1u7k/posts/2094848324 「ロンドンからの手紙」 https://postprime.com/DTLimdyjB1u7k/posts/1337457608 「吉本新喜劇」 https://postprime.com/DTLimdyjB1u7k/posts/649728382 「大谷翔平」 https://postprime.com/DTLimdyjB1u7k/posts/1908269781 「Tulip 青春の影」 https://postprime.com/DTLimdyjB1u7k/posts/341882642 雑文を集めた 番外編集 https://amzn.to/41Lyn4n
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