MicroStrategyのマイケル・セイラー氏は、国家が過剰担保型ビットコイン準備金とトークン化信用商品を活用することで、高利回りかつ低ボラティリティのデジタル銀行口座を提供できると提案しました。
提案モデルはデジタル信用80%・法定通貨20%・10%バッファで構成され、数十兆ドル規模の資金流入が可能となります。
【ストラテジー社のBTC国債モデル、国家金融を変える可能性】
ストラテジー社が提唱してきた「ビットコインを組み込んだ新しい国債モデル」が、いよいよ現実味を帯びてきました。
日本でも“ビットコイン財務戦略企業”が増えていますが、多くは依然として「BTCを財務資産として保有する」段階にとどまり、本質的なモデルを理解していないケースが見られます。ストラテジー社が描く構想は、国家が抱える資金調達ハードルを大きく下げる可能性を持つものです。
世界中で国債の信用コストが上昇する中、BTCを過剰担保として組み込んだ国債は、従来の国債より高いリターンを提供しつつ、信用不安時にはビットコインという独立資産による“担保力”も持ち合わせます。
先進国が即座に導入する可能性は低いものの、新興国が外貨建てMMF・自国通貨・BTC担保を組み合わせた国債を発行すれば、従来の新興国国債より魅力が高まるのは確実です。
このモデルが一国で採用されるだけで、ビットコイン財務戦略企業は単なるBTC保有企業から、国際的な資産運用会社へ進化する可能性を秘めています。
日本から“新時代のブラックロック”が誕生する未来も、決して夢物語ではありません。